東日本大震災の被害に苦しむ岩手県大槌町の三陸わかめを支援しようと、川越総合卸売市場（川越市大袋）で十三日、「三陸大槌町産わかめ産直市」が開かれた。 大槌町から市場職員や町役場職員らも参加。新鮮なホタテや旬の新わかめを市民が行列をつくって買い求めた。市場内で第二土曜日に開かれる女子栄養大学の食育ショップも産直市に協力し、ショップ開設一周年の赤飯と大槌町産のわかめを使った酢の物の試食会を開催。用意した三百食があっという間になくなった。（中里宏）

１３日午後３時３５分ごろ、横須賀市の長井漁港の沖合約５００メートルで、遊漁船「第八昇丸」（４・９トン）と、東京都内在住の男性（４３）が乗ったカヌーが衝突し、男性が右足の骨を折るなど全治３カ月の重傷を負った。 横須賀海上保安部によると、遊漁船は長井漁港から約７５０メートル離れた漆山港で遊漁客６人を降ろし、長井漁港に戻る途中でカヌーと衝突したという。 カヌーは長さ約５・５メートルで、衝突の衝撃で船体は二つに折れた。衝突当時、天候は晴れだったが６メートルの南西の風が吹き、波の高さも１メートルあったという。

宮城県、水産特区申請　漁業再興溝抱えたまま 記者会見で特区の意義をあらためて強調する村井知事 特区申請に重ねて反対する県漁協の菊地会長 宮城県は１０日、沿岸漁業権を民間企業に開放する水産業復興特区の認可を国に申請し、９月の実現を目指す手続きが前進した。特区導入に反対する県漁協との溝は埋まらないまま。県漁協の菊地伸悦会長は同日、亘理町で記者会見し、県の対応を厳しく批判した。県庁で会見した村井嘉浩知事は特区導入の意義を強調し、県漁協と緊密に協力していく考えを示したが、連携への道筋はまだ見えていない。 ＜漁協　「行動拙速」憤り＞ 　県漁協の菊地会長は記者会見で「県の行動は拙速で憤りを覚える。浜の漁師の意見をもう少し聞いてほしかった」と語り、特区に反対する姿勢をあらためて強調した。 　菊地会長は特区導入を「浜を分断、混乱させるもので不要」と切り捨てた。特区適用を目指す石巻市桃浦地区のカキ養殖業者ら

光市は２０１３年度、漁船のリース料の一部を補助する制度を設け、新規漁業者を後押しする。操業開始当初は収入が安定しなかったり、漁船購入後のローンの負担が大きかったりするためで、対象にはまず、山口県の研修を受けている２人を想定している。 県漁協光支店（光市室積２丁目）が２隻の漁船を購入。船を新規漁業者にリースする。１隻あたり上限４００万円の中古船の購入費のうち市が最大で１００万円を負担。県と合わせて購入費の半額にあたる最大２００万円を補助するため、新規漁業業者は割安なリース料を負担するだけで漁業を始められる。 利用可能なのは、新規漁業者の育成を狙う県の「ニューフィッシャー確保育成推進事業」の修了者。市はことし１０月に事業の研修を終える見通しの２人の新規漁業者の利用を想定している。市水産林業課は「不安なく漁業を始められるよう支援して、漁業人口を増やしていきたい」としている。

日本とベトナムの両政府が、海洋安全保障を主要議題とした初の２国間協議を５月にハノイで開く方針で合意したことが分かった。東シナ海と南シナ海で領有権主張を強める中国の活動をにらみ、緊密な意思疎通を図る。複数の政府関係者が１３日、明らかにした。ベトナムへの巡視船供与に向けた意見調整も進める。 沖縄県・尖閣諸島をめぐり東シナ海で中国と対立する安倍政権にとって、南シナ海で領有権問題を抱えるベトナムは「利害を共有する戦略的パートナー」（外務省幹部）と位置付けられる。海洋協議を通じて両国関係を一層強化し、中国けん制を強めたい考えだ。 47NEWS 参加社一覧 北海道新聞 |  室蘭民報 | 河北新報 | 東奥日報 | デーリー東北 | 秋田魁新報 | 山形新聞 | 岩手日報 | 福島民報 | 福島民友新聞 | 産業経済新聞 | 日本経済新聞 | ジャパンタイムズ | 下野新聞 | 茨城新聞 | 上毛新

トップ > 静岡 > 4月14日の記事一覧 > 記事 【静岡】 人気好調　浜松で誕生のうなぎいもスイーツ Tweet mixiチェック 2013年4月14日 ◆原料品薄で協同組合設立へ べにはるかの苗の生育ぶりを確認する三輪社長（中）ら＝浜松市南区河輪町で 浜松市に誕生した「うなぎいも」ブランドのプリンやタルトなどのスイーツ類が好調な売れ行きだ。原材料のサツマイモ栽培が追いつかず、市内の生産者が二十四日、協同組合を立ち上げて出荷量を増やす。収穫後の洗浄や選別作業も一括管理し、作業効率や品質アップを図る。農林水産業の六次産業化の成功例と、業界関係者の注目が高まっている。 うなぎいもは、農業に参入した造園業コスモグリーン庭好（にわよし）（南区、三輪政彦社長）が考案し、商標権を持つ。ウナギの頭や骨などを堆肥に混ぜて糖度の高いサツマイモ「べにはるか」を栽培。自社で商品化するほか、ペースト状にして