日南市南郷町でワカメ漁が2月から始まっています。 小型漁船で向かった先は外浦港の数百メートル沖。 去年11月から12月にかけて、水深50m程の海に入れたワカメの種糸は700mあります。 ロープを引き揚げると、たくさんワカメが。 包丁で切り取ったワカメをカゴの中に入れていき、この日は1時間程で約200キロのワカメが捕れました。 寒い時期は生でも食べられるワカメ。 2017年から南郷漁協と外浦漁協がワカメの養殖実験をして、新たな産品として挑戦をしています。 外浦漁業協同組合・業務課部長の井上和彦さん「今年の出来は、例年よりも育ちが良く収量も去年より多いと思う。種付けの時に漁業者の方と協力をして、船は2隻で時間をかけずに設置して、設置後は手入れすることはなく育っていくので手間はそんなにかからない。沿岸域は魚が少なくなってきている。小型船で沖に行って魚が捕れない時よりも、ワカメの養殖が漁業者の安定
岩手県大船渡市三陸町越喜来に高さ約25メートル、樹齢約80年のポプラの木がある。1960年のチリ地震と東日本大震災の津波に耐えたことから「ど根性ポプラ」と呼ばれるように。津波被害を受けた地域を見守っている。 地元のまちづくり委員会によると、33年の昭和三陸津波以降、私有地に植えられた。大震災では半分の高さまで津波に襲われ、何度も押し波や引き波にさらされたが耐え抜き、復興のシンボルに。ポプラを残すことを条件に所有者が市に土地を引き渡した。一帯は高台移転の対象となり、今は公園が整備されている。
春といえば陸上ではサクラの季節だが、海中ではワカメの季節。今回は魚ではなく、おいしいワカメの見分け方を、奈良県中央卸売市場の丸中水産株式会社勤務の著者が紹介する。 (アイキャッチ画像提供:WEBライター・有吉紀朗) ワカメで免疫力アップ 新型コロナウイルスによる肺炎への不安が高まり、ドラッグストアやコンビニエンスストアでマスクや消毒薬の売り切れが続出している。新型肺炎は収束する気配がなく、しばらくは感染への不安が続くと考えられる。特に免疫力が少ない人は注意だ。そこで、免疫力アップに効果的なのが海藻類だ。 これからの季節のかわり目には身体の免疫力も下がり気味になり、ウイルスだけでなくあらゆる病気にかかりやすくなる。ひな祭りからGW前後に旬を迎えるのが、海藻と貝類だ。ひな祭りに御馴染みのハマグリもアサリも、ワカメもアオサも今が旬。 GW過ぎごろに投げ釣りをしていると、ミチイトやオモリに海藻が絡
【枝幸】オホーツク海に春の訪れを告げる越冬タラバガニ漁が枝幸で始まった。25日には枝幸漁協所属の9隻が出漁。550匹(約1・9トン)の水揚げがあり、枝幸魚地方卸売市場には型の大きいタラバガニが並んだ。 越冬タラバガニ漁は流氷到来前の昨年12月に沖合約20キロに刺し網を仕掛け、流氷が去った後に引き揚げる。流氷の下でプランクトンを食べて育ったタラバガニは、身がびっしりと詰まり、甘いのが特徴。初日の24日は1隻が出漁した。
普代村は同村で養殖するワカメ・コンブが吸収する温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)の吸収量を販売し、企業や団体が買い取る横浜市の排出権取引制度に参入する。深刻化する気候変動に対応した取り組みで、収益は同村の養殖漁業の活性化や海づくりに役立てる。 同村が参加するのは同市独自の「横浜市ブルーカーボン・オフセット」。ブルーカーボンは海藻など海の生態系がCO2を吸収し、海中に炭素を蓄積することを指す。独自制度では、同村の養殖ワカメ・コンブの水揚げ高から算出された二酸化炭素の吸収・固定量を基に同市が「ブルーカーボンクレジット」を発行。クレジットを買い取った企業や団体は社会的責任(CSR)活動などの広報に活用し、売り上げは同村に入る。
2020年2月29日 マイワシ水揚げ好調 不漁続き境漁港「やっと一息」 境港市の境漁港でこの1週間、大型巻き網漁船団によるマイワシの水揚げが続いている。境漁港は昨年から漁獲減が深刻で、1月の総水揚げ量も前年の3割弱に落ち込むなど不振が続いていた。マイワシは1日当たり数百トン単位で水揚げされており、久しぶりの朗報に市場関係者は「やっと一息つけた」と喜んでいる。
ニシンの群れが産卵したあとに海の色が白く濁る「群来」と呼ばれる現象が、27日、小樽市の漁港で今シーズン初めて見られました。 「群来」が見られたのは小樽市忍路にある「忍路漁港」の港内で、27日午前、およそ180メートルにわたって海が乳白色に染まっているのを地元の漁業者が見つけました。 群来はニシンのメスが浅瀬の海草に産卵したあとにオスが精子をまくことで起きる現象で、小樽市では去年は2月20日に初めて確認されていて、例年並みの早さだということです。 市は乱獲で少なくなったニシンを増やすため近年、稚魚の放流を続けていて、平成20年以降、毎年群来が確認されています。 また、小樽市漁業協同組合によりますと、ことしのニシン漁は1月10日から始まり、27日現在の漁獲量は28万9000トン余りと、記録的な不漁となった去年の同じ時期と比べて2倍近くなっていて資源の回復が期待されています。 ニシン漁を終えた漁
石巻の水産加工・マルセ秋山商店、自己破産申請へ 水産加工業のマルセ秋山商店(宮城県石巻市)は26日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。同社は東日本大震災で被災した本社工場をグループ化補助金で再建していた。帝国データバンク仙台支店によると負債額は2019年6月末時点で約2億6700万円。 仙台支店によると、同社は1952年創業。東京の中央卸売市場などを得意先としてホタテやカキ、ホヤの仕入れ販売や一次加工を手掛け、06年6月期の売上高は約6億9000万円に上った。 震災で津波被害に遭い、約半年間休業。工場再建後、宮城産業復興機構(仙台市)の二重ローン買い取り支援も得て事業を再開したものの、東京電力福島第1原発事故の影響で韓国向けの需要が低迷し、売り上げが減少した。 製品加工へと業務転換も図ったが、19年6月期の売上高は約1億2000万円に落ち込んだ。 19年9月には兵庫県の大型放射光施
新型コロナウイルス禍がパンデミックの模様を呈している(2020年2月29日、WHO事実上のパンデミックを宣言)。パニックや流言飛語も相次いでいる。しかしこのようなパンデミックは、20世紀を含め過去に何度も起こり、そして人類はその都度パンデミックを乗り越えてきた。今次の新型コロナウイルス禍への対策と教訓として、私たちは人類が遭遇した過去のパンデミックから学び取れることは余りにも多いのではないか? 本稿は、20世紀最悪のパンデミックとされ、世界中で2000万人~4500万人が死亡し、日本国内でも約45万人が死亡した「スペイン風邪」を取り上げる。そして日本の流行状況と公的機関の対策を追い、現在のパンデミックに抗する教訓を歴史から得んとするものである。 また本稿の執筆にあたっては、日本に於けるスペイン風邪を詳細に分析した第一級の書『日本を襲ったスペイン・インフルエンザ 人類とウイルスの第一次世界大
新型コロナ、高級魚取引に打撃 外食不振でマグロなど安値―豊洲市場 2020年02月29日13時13分 競りが低調で昨年よりも3~4割安となっている国産の天然クロマグロ=27日、東京都江東区の豊洲市場 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、水産物の取引にも悪影響が出ている。東京・豊洲市場(江東区)では観光客の減少などでホテルや外食業界の仕入れが落ち込み、天然マグロなどの高級魚が軒並み値下がり。イベントや宴会の自粛も広がって養殖魚の扱いも減っており、市場関係者らは不安を募らせている。 京都銀が新型コロナ対応融資 間接被害も対象、最大5000万円 同市場のマグロ売り場では、最上級の国産天然クロマグロの相場が低迷している。訪日観光客の減少などで「2月は来客が昨年より3割も減っている」(東京・銀座の人気すし店)など、外食店が仕入れを抑えているため。2月下旬の卸値は静岡、長崎産などが1キロ当たり350
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