新型コロナウイルスの影響で、外国人乗組員が確保できず足止めを余儀なくされていた遠洋マグロ船が予定より2カ月遅れて気仙沼港から出港しました。 11日、インド洋へ向け出港したのは、遠洋マグロはえ縄漁船「第八昭福丸」です。 新型コロナウィルスの影響で、船員の7割を占めるインドネシア人乗組員の確保に時間がかかり、予定より2カ月遅れての出港となりました。 第八昭福丸・小松正文漁労長 「出られるのか出られないのか、最初は分からなかったが、緊急事態宣言終わってやっと(出航に)こぎつけたというか」 インドネシア人の船員は、出国前に抗体検査を行い、5月末に日本に来てからはPCR検査を受け、2週間の待機をしていました。 これまでインドネシア人の船員は、漁船の経由地であるバリ島の港で乗船していましたが、入港禁止や乗船規制などの措置により、乗組員の確保に支障が出ていました。 船を所有する臼福本店・臼井壯太朗社長
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