気仙沼市立大谷幼稚園の「海のようちえん」が9日、日門漁港で行われた。年長組26人が、定置網で取れた魚に触れたり、船内見学をしたりして地元の水産業に触れた。 園児たちは漁船に乗り、この日朝に漁獲された魚が泳ぐ船上のいけすを見学。鋭いとげ、ひれに気を付けながらタイ、エイ、ウニなどに触れた。 本吉町のシンボルでもあるマンボウに、歓声を上げた園児たち。漁師から「まだ小さい方」と教わると驚き、「もっと大きいのが見てみたい」とはしゃいでいた。突きん棒船による漁さながらの銛(もり)の投てき実演や船内も見学した。