3・11の震災以降、初めて津波を観測した地震(マグニチュード7・3、最大震度4)が10日、三陸沖で発生した。きょう11日で本震から4カ月。振り返ると福島県いわき市などで震度6弱を観測した4月11日の余震など、強い揺れはなぜか11日前後にやってきている。専門家の中には「まだ最大余震は発生していない」との指摘もあり、8・11、さらに9・11の巨大余震も不気味に気になる。 10日の地震は岩手県、宮城県、福島県で震度4を観測し、北海道から近畿にかけて広い範囲で揺れを感じた。気象庁は岩手、宮城、福島3県の太平洋沿岸に津波注意報を発表。岩手県の大船渡と、福島県の相馬で10センチの津波を観測した。3月11日の東日本大震災以降で実際に津波が観測されたのは初めて。 東日本大震災の余震域で、M7・0以上が観測されたのは、4月11日に福島県浜通りで発生したM7・0(最大震度6弱)以来という。 昨日の地震と