携帯電話国内最大手のNTTドコモは電力事業に参入する方針を明らかにした。携帯電話と電波を交信する基地局の鉄塔周辺に、来年度から太陽光パネルや風力発電設備の設置を開始。数年内に基地局で余った電力を外部に売る方向で具体化を急いでいる。 山田隆持社長が7日、朝日新聞の取材に明らかにした。山田社長は「環境にやさしい基地局をつくる。電力が余れば売電してもいい」と述べた。電力事業をめぐっては、ソフトバンクが各地の知事らと連携して太陽光発電を始める計画をすでに打ち出しており、ネットワーク事業者である通信会社による参入表明が続いている。 ドコモの基地局は国内に約9万局ある。東日本大震災をきっかけに太陽光発電設備などを整備した「グリーン基地局」の開発に着手。まず2012年度に全国約10カ所を整備し、13〜15年に電力の需給調整をITで最適化するスマートグリッド(次世代送電網)の構築を目指す。 天候など
秋の味覚・サンマ漁がきょうから解禁となり、漁船が道東沖に向け一斉に出漁しました。 解禁となったのは、10トン未満の小型船による流し網漁です。釧路港では漁師たちが昨夜のうちから出港の準備に追われました。 漁師たちは午前0時の解禁と同時に、一斉に出漁していきました。ことしのサンマは大型が主体で、放射能検査でも問題は無いという事です。ことしのサンマは、あす早朝に初水揚げされます。
北海道 さんま漁解禁で出漁 7月8日 14時54分 ことしのさんま漁が8日、解禁され、北海道根室市の花咲港などから漁船が次々と漁に出ていきました。 さんま漁は毎年、この時期、北海道東部の沖合を漁場とする10トン未満の小型船の流し網漁から始まります。ことし北海道では、455隻が操業の許可を受けていて去年、さんまの水揚げが日本一だった根室市の花咲港では、日付が変わる前から漁師や漁協関係者たちが20隻ほどの漁船に荷物を積み込んだり、漁具を点検したりしていました。そして準備が整った漁船から次々と船の明かりをこうこうとともし、濃い霧が立ち込める海に出ていきました。釧路水産試験場によりますと、ことしのさんまは大型のものが主流だということで、早ければ9日の朝、初めての水揚げが行われます。さんま漁は来月から中型船と大型船の漁も順次、解禁されていき、秋にかけて港がさんまの水揚げで活気づきます。
このブログは日本かつお・まぐろ漁業協同組合(日かつ漁協)の組合員漁業者の若手有志で構成する団体、全国鰹鮪近代化促進協議会(促進会)のブログです。 北は北海道から南は鹿児島まで、遠洋かつお・まぐろ漁業者、そして沖で働く漁師たちの生の声をお届けしたいと思います。 今朝の河北新報朝刊に「マグロ3種絶滅危機」という記事が掲載されておりました。 https://www.sugarsync.com/pf/D267891_70_481067928 またか? いい加減にしろよ~ こんなに俺たちしっかり資源管理を行ってんのに! 毎日1匹1匹しっかり漁獲データをとって水産庁に報告してんのに! マグロの卵の洋上受精放流にも取り組んでんのに! 魚体も大きくなってきたし、身質も徐々によくなってきた。 実際、洋上では資源が回復してきたじゃないですか! 誰なんだよ!! 絶滅するなんて出鱈目なデータを提出してんのは? も
安全なサンマ届けたい 道東で流し網漁解禁 (07/08 10:30) 岸壁を離れるサンマ流し網漁船=7日午後11時40分、釧路市の釧路川河口(桜井徳直撮影) 【釧路】道東沖サンマ漁の皮切りとなる流し網漁が8日午前0時に解禁となり、釧路、根室管内の各港から小型船(10トン未満)が一斉に出漁した。 不漁に泣かされた昨年からの巻き返しを期す今年は、初日の出漁時刻を例年の午前3時から同0時に前倒し。釧路川河口では、十勝・日高地方からの外来船も含めて約30隻が7日午後11時40分ごろから岸壁を離れ、家族らに見送られながら漁場へ向かった。 道が5日発表した釧路沖のサンマの放射能検査結果では放射性ヨウ素は不検出、放射性セシウムは食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を大幅に下回った。 < 前の記事 | 次の記事 >
山陰海岸ジオパークの名物料理「ジオグルメ」を広めようと、浜坂町漁協(新温泉町芦屋)の女性部メンバーがこのほど、特産物のスルメイカを使ったオリジナル料理(5品目)のレシピを完成させた。今後、同町本庁舎(同町浜坂)などに置く予定で、メンバーは「もっと地域住民や観光客にPRしていきたい」と意気込んでいる。 先月、関西地区で放映されたテレビ番組が、女性部メンバーらの作るスルメイカ料理を紹介した。地元や京阪神地域の視聴者から「作り方を教えてほしい」という問い合わせが同漁協に殺到。女性部の有志が、レシピを約1カ月かけて作成した。 完成したレシピは、イカバーグ▽イカギョーザ▽イカとセロリのパスタ▽イカマヨ▽イカガーリックライス。A4判の用紙3枚にまとめたレシピには材料や分量、作り方の手順のほか、完成写真も掲載している。いずれもイカ独特の歯ごたえや風味を生かしており、調理法も簡単だという。 女性部長の門脇
IHIは7日、湖沼で繁殖する藻類から次世代燃料をつくる研究を進める新会社を設立すると発表した。藻類に含まれる油分を取り出して重油と同品質の燃料をつくる。航空機燃料にも使えるといい、2014年にも試作品を販売する。 新会社は8月に設立し、IHI横浜事業所を開発拠点に、神戸大の研究者らと協力して藻から効率良く油分を取り出すことを研究する。藻類から次世代燃料をつくる研究は英石油大手BPなども手がけ、各国で注目が高まっている。
IHIは藻から燃料を取り出すための研究開発会社を国内のベンチャー企業などと設立する。横浜市内に専用設備を整え、低コストでの藻の培養と油分の抽出実験を進める。実用化に成功すればジェットエンジン向けの燃料などに活用できる見通し。トウモロコシなどと異なり食料価格に影響を与えない新型のバイオ燃料として注目を集めそうだ。 バイオ研究に強いネオ・モルガン研究所(川崎市、藤田朋宏社長)と、神戸大学の教授らでつくるジーン・アンド・ジーンテクノロジー(大阪府吹田市、榎本ゆう子社長)と共同で実証研究を手掛ける会社を8月に設立する。 光合成で増殖する油を含んだ藻を培養。藻1トンあたり、3~5キログラムの油を抽出できるような設備開発を目指す。2014年をメドに燃料のサンプル販売を始める計画。
「カツオの港支える」 気仙沼・漁師がイワシのいけす設置 海上に設置されたいけす。中ではたくさんのイワシが泳ぎ回っている=6月末、気仙沼市唐桑町沖 カツオ一本釣り船の到来を前に、宮城県気仙沼市唐桑町の漁師たちが、カツオの餌となる生きたイワシ用のいけすを海上に設置した。「餌がないから入港しない」という事態を避けるための窮余の策で、瀬戸内海から運んだイワシを放流、一本釣り船の入港を待っている。 いけすを設置したのは、イワシの定置網「大槻網」で漁をしていた漁師13人。定置網が東日本大震災の津波で流されたためイワシ漁はできなくなっていたが、一本釣り船に餌を供給する餌問屋の「今野産興」(宮城県南三陸町)に頼まれ、直径16メートルのいけすを八つ設置した。今は瀬戸内海から船で運んだバケツ約1500杯分のイワシが泳ぎ回っている。 通常は地元の定置網にかかったイワシを一本釣り船に売るが、唐桑沖のイワシ定置
水揚げは亡き妻の墓前に 亘理・荒浜漁港で底引き網漁再開 水揚げした魚を生け締めにする白井さん(中央)=7日、宮城県亘理町荒浜の荒浜漁港 東日本大震災の津波被害を受けた宮城県亘理町荒浜の荒浜漁港で7日、主力の底引き網漁が再開された。出漁した「清幸丸」(9.7トン)の船長白井健治さん(62)は津波で漁港近くの自宅が流され、妻ひとみさん(55)を亡くした。この日は漁師の長男竜之さん(34)と三男剛さん(30)が乗り込んだ「親子船」で漁場に向かった。 同漁港の底引き船11隻のうち、残ったのは5隻。再開第1号となった清幸丸はこの日午前4時に出港した。荒浜沖で操業中、底引き網に海中のロープなどが絡まったため、予定より2時間早く漁を切り上げた。 水揚げはヒラメやマコガレイ、アジなど約200キロ。震災前の半分程度だったが、白井さんは「量はともかく、まずは海に出られて本当に良かった。やっぱり漁師は海に出
日本水産グループは鳥取県でギンザケの養殖実験に乗り出す。宮城県女川町で養殖を委託する業者が東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けており、リスクを分散する。実験に取り組むのは、過去にギンザケの養殖が行われていた海域で、県水産課は「養殖事業が拡大し、加工業者の集積など地域の活性化につながれば」と期待している。 養殖実験は、倉吉市関金町の養魚場にギンザケの幼魚15万匹を今月持ち込み、体長20センチメートル程度になるまで育成。海水温がセ氏20度を下回る11月ごろをめどに日水のグループ企業が境港市の沖合約3キロメートルに設置するいけすに移し、翌年4~5月に約200トンの水揚げを計画している。 鳥取県などによると、養殖を予定している美保湾は冬場でも比較的波が静かな海域。1986年から95年にかけて同市内の業者がギンザケを養殖し、92年にピークの334トンを水揚げした。 また、対馬暖流が流れるため、寒流
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