デザイナーのヴァレンティン・ユダシュキン(Valentin Yudashkin)が手がけた新デザインの軍服を着用したロシア軍兵士たち(2010年11月11日撮影)。(c)AFP/MIKHAIL MORDASOV 【12月16日 AFP】ロシアのトップデザイナーが手がけたファッション性の高い軍服のせいで、多数の軍人が「病院行き」になっていると、政府系ロシア新聞(Rossiyskaya Gazeta)が15日報じた。布地が薄いため、ロシアの厳しい冬の寒さに耐えられないというのだ。 ソビエト連合解体後のロシア軍は、1990年代に最初の軍服を導入したが、古くさいと士官らには不評だった。 こうしたなか、2008年にデザイナーのヴァレンティン・ユダシュキン(Valentin Yudashkin)が手がけた新たな軍服が導入された。パレード用の軍服は、金糸の刺繍入りで、帝政時代を想わせるシャープでシックな
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