国際スケート連合(ISU)は26日、フィギュアスケート男子のブランドン・ムロズ(20)(米)が、米国内で9月に行われた大会で跳んだ4回転ルッツジャンプを、成功と認定したと発表した。 公認大会での成功は史上初。 ルッツは、前向きに踏み切るアクセルを除き、後ろ向きに踏み切る5種のジャンプのなかでは、最も難度が高い。4回転ジャンプの場合、基礎点は最も易しいトーループが10・3だが、ルッツでは13・6となる。ムロズは3シーズン前の全米選手権で2位になり、昨季はグランプリ(GP)シリーズの中国杯で2位に入っている。