システム・テストの対象は,結合テストを終了した機能やサブシステムをまとめた「システム」となる。Vモデルによればシステム・テストは要求分析工程に対応している。テストの目的は,要求分析で定義された,負荷限界や必要なリソースなどの要件を,「システム」が正しく実現しているかどうかを確認することだ。 また要求分析には,開発/運用/利用部門の共通の認識として,システムのコンセプトや目的,達成すべき目標などが記述されている。テスト実施者は,開発者としての視点だけではなく,利用者や運用担当者の視点も含めたテスト・ケースを設定して,テストを実施すべきである。 III-(1):負荷テスト システムが,どこまでの負荷に耐えられるかを実測確認する。後述の「パフォーマンス・テスト」とは,正確には別のものである。代表的な負荷テストには以下のものがある。 ●ロングラン・テスト ある一定時間システムを連続稼働させて,一定
JUnitでprivateメソッドをテストする方法について。 やり方はいろいろあると思いますが、個人的にはこれが一番簡単だと思います。 まずはテスト対象のクラスです。runメソッドがprivateになっているので、普通にアクセスしてもテストできません。 PrivateClass.java package jp; public class PrivateClass { private void run () throws Exception { throw new RuntimeException(); } } そこで次のクラスのように、リフレクションを使ってテストを行います。 PrivateClassTest.java package jp; import java.lang.reflect.Method; import junit.framework.TestCase; import o
Androidアプリのテストに関する課題 Android端末の普及は世界規模で増加の一途をたどっています。2011年秋冬モデルが発表され、発売予定のものを含むと日本で発売中のAndroidの携帯端末は100機種に迫ろうとしています。読者の皆さんの周囲を見渡しても、電車や街角でAndroidを採用したスマートフォンなど携帯端末を使用する人をよく見かけるのではないでしょうか。 そして、スマートフォンに留まらずタブレットやミュージックプレイヤー、電子ブックリーダー、POSレジ、テレビなど、さまざまなデバイスがAndroidを搭載し始めています。Androidの採用が増えるにつれ、Androidアプリの種類が増えるので、アプリの開発案件も増えることになります。実際、本稿を読んでいる開発者の方の中にも、すでにAndroidアプリの開発に取り組んでいる方も多いのではないでしょうか。 筆者も普段の業務の
テスト仕様書で絶対に必要な項目リスト テスト仕様書に記述すべきものとして、以下の事項があります。 テストを実施した環境 実施するテストの内容 テストを実施するためのシステムの操作手順 テストの実行結果 個々のテスト項目を識別するための番号や記号(通し番号など) テストを実施した年月日 テストを実行した担当者 障害報告票番号(発生した障害の詳細を開発グループに報告する帳票の識別番号) まずはテスト環境について明記する テスト仕様書の先頭には、「テストを実施した環境」を記述します。ここでは、ハードウェア環境やソフトウェア環境、ネットワーク環境など、「どのような環境でテストを行ったか」を説明します。 ただし、テストを実施した環境を記述するだけでは十分ではありません。「顧客にとって必要な情報は何か」を考えるのです。ここで必要なのは、「要件定義書で規定した環境」との関係が分かることです。 なぜなら、
DB周りのモジュールを開発している場合、テストDBにSQLiteを使う事が良くあります。 その際、普通であれば以下のようなテストコードを書くと思います use Test::More tests => 1; use DBI; do { # SQLiteで使うファイルを指定 my $dbh = DBI->connect('dbi:SQLite:./test.db','',''); $dbh->do(q{CREATE TABLE foo (id INT, name TEXT)}); $dbh->do(q{INSERT INTO foo (id, name) VALUES (10,'nekokak')}); my $sth = $dbh->prepare('SELECT * FROM foo'); $sth->execute; my $row = $sth->fetchrow_hashref();
この件の続き。 http://d.hatena.ne.jp/monyakata/20101208/1291791438 Rspecだけ入れてテストを書いては手で実行してたのね。 右クリックして「Rspecテスト」ってやつ。 面倒だけど、ショートカットキーの「^F6」だと、Rspecじゃないほうのテストが呼ばれちゃうんだもの。 いちいち時間かかるし、でもこれがテスト駆動というものなんだろうなー。(一人でやってるのでわからない) そんなとき、autotestというものの存在を知った。 ソースを直したり、specを書きなおしたりすると自動でテストしてくれる。えー、自動ってどんなかんじ?それにNetBeansだとどうなるんだろ。まさかNetBeansとターミナルを行き来することになるんじゃ。 そこでautotestの情報を漁っていたら、ささたつさんブログを経由してかくたにさんの「Rspecによるテ
巨大なファイルを使ってディスクやネットワークの速度を測定する ディスクやネットワークなどの性能(速度)がどのくらい出ているかを手っ取り早く調べるには、ある程度大きなデータファイルを用意しておいて、その読み書き速度や送受信速度を調べると簡単だ。 厳密なベンチマークツールがなくても、ファイルをコピーさせながら、その速度をタスクマネージャーやパフォーマンスモニターで見たり、完了するまでの時間を測定したりするだけでも大まかな速度は計測できる。 これを行うには、数十~数百GB以上のサイズのテストファイルが必要になる。本Tech TIPSでは、「fsutil.exe」というコマンドを利用して、こうした巨大なファイルを簡単かつ素早く作成する方法を紹介する。 fsutilコマンドで巨大なファイルを作成する Windows OSで巨大なファイルを作成するには「fsutil.exe」というコマンドがとても便利
はじめに──脱「新人」を果たしたテストエンジニアの皆さんへ 読者の皆さんこんにちは、今回の連載を担当させていただく、TISの鈴木と日立情報通信エンジニアリングの池田です。テストエンジニアステーションでは、「新人注目! テストを極める最初の一歩」に続いての連載となります。 前回の連載では、職場に配属されたばかりの新人が「初めての仕事としてのテスト」にどう取り組んでいくべきなのか、作業とその考え方に視点を置いて解説しました。 ソフトウェアテストについて書かれている本の多くは、テストの手法や技法の解説などに主眼が置かれています。しかし、実際の作業で問題になっているのは、技術を使う以前の内容です。実は、技術以前に身に着けておくべき事柄がたくさんあります。また、事柄だけではなく、心がけも重要です。これら身につけておくべき事柄をケーススタディを挙げながら解説しました。 本連載は、こうした身につけてお
はやぶさのソフトウェア開発者,テストを語る ―― ソフトウェアテストシンポジウム 2011東京(JaSST'11 Tokyo)レポート 北村 俊之 2011年1月25日~26日,「ソフトウェアテストシンポジウム 2011東京(JaSST'11 Tokyo)」が目黒雅叙園(東京都目黒区)にて開催された(写真1).主催は特定非営利活動(NPO)法人 ソフトウェアテスト技術振興協会(ASTER:Association of Software Test Engineering)およびJaSST'11 Tokyo 実行委員会. 写真1 会場受付の様子 ソフトウェアの重要性が語られる一方で,品質や信頼性,安全性の確保が追いついていないと言われている.これを解決するために必要なのが,ソフトウェア・テストの工程である.2003年に始まった本シンポジウムは,東京以外にも大阪(2005年~)や北海道(2006
作成したアプリケーションは、どのように動作確認していますか? Androidには、Javaの単体テストのフレームワークである「JUnit」を使用することができます。今回は、その使用方法について説明します。 <1>アプリケーションの仕様を決める まず、作成するアプリケーションの仕様を決定しないといけませんが、今回は下のようなAndroidアプリケーションを作成します。 画面の一番上にEditTextを貼り付ける。 EditTextの下に、TextViewを貼り付ける。 EditText、TextViewの初期値は空文字。 TextViewの下には「コピー」という文字が入ったボタンを貼り付ける。 「コピー」ボタンは、EditTextに文字が入力されていない場合は、ボタンを押下することはできない(無効になっている)。 「コピー」ボタンを押下すると、EditTextの内容がTextViewにコピー
日頃より、アレスネットをご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。 「ホームページサービス」のサービス提供は2016年1月31日をもちまして終了させていただきました。 これまで長らくご利用いただき、誠にありがとうございました。 今後も、皆様によりよいサービスをご提供させていただけるよう、サービス品質向上に努めて参りますので、何卒、ご理解いただけますようお願 い申し上げます。 <アレスネットをご契約のお客様へ> 後継サービスとして「userwebサービス」を提供させていただいております。 詳しくは、以下のリンクをご参照ください。 ▼「userwebサービス」のご案内 http://www.ejworks.info/userhp/alles/index.html 今後ともアレスネットをご愛顧いただけますようお願い申し上げます。 株式会社イージェーワークス アレスネット カスタマーサポート
札幌のフリーランサーまいむぞうのブログ。Android関連、コンピュータビジョン、IoT、ロボティクスあたりをやっています。 テストケースは、まぁ書けるとして、どうやってテストを実行するんだ? ってところで詰まったので、調べてみました。 androidにおけるUnitテストの資料 2008/12/28現在では以下のような状況でした。 googleのAPIドキュメントで見つけたのはこんな感じ。 android.test.InstrumentationTestRunner - Android junit.framework.TestCase - Android Troubleshooting - Android でも、テスト実行の方法はちゃんと書いてない。 ググっても日本語ではあまり情報が出てこなかった。(情報が断片的すぎてよくわからない) androidの本家MLで同様の質問が出ていましたの
米国ラスベガスで開催された「CES 2024」では、スペースが大幅な増床となったスマートホーム関連の展示が注目を集めた。本稿では、国内スマートホーム関連スタートアップの雄であるアクセルラボ CTOの青木継孝氏による、スマートホーム関連の展示を中心としたCES 2024のレポートをお送りする。
Androidアプリのテスト自動化について色々調査していたら、Robotiumというテストツールを見つけました。このツール、便利なんですが、国内ではまだあまり知られてないみたいなので紹介してみます。 Robotiumとは RobotiumとはAndroidアプリケーションのブラックボックスレベルのテストを自動化するためのTest Frameworkです。 Android版Seleniumというのが謳い文句のようです。 Android SDKが提供しているActivityInstrumentationTestCase2では複数のActivityにまたがるようなテストが難しいことで知られていますが、RobotiumはActivityをまたがるテストを簡単に自動化することができます。また、ユーザー操作をエミュレートする関数が豊富に用意されていて、従来は複雑になりがちだったテストコードを簡単に記述
昨日、パプテマス Scirocco 触ってたら中はRobotiumというのを使っていたので調べてみたら、そこそこメジャーなシナリオテストツールだったので、触ってみました。 Robotium とは Androidのシナリオテストを簡単に書けるライブラリです。UIスレッドを意識せずに書けるので、テスト仕様書に近いコードを書くことができます。ブラウザテストツールのSeleniumを意識してるみたいですね。 公式サイト robotium - It's like Selenium, but for Android™ - Google Project Hosting サンプルプロジェクトを動かす。 とりあえずサンプルプロジェクトを動かします。やることは二つ。 SDKのサンプルアプリ notePad をインポート ExampleTestProjectをインポート テスト対象となるプロジェクトはSDKに含
テスト大好きしかだよ。Scirocco っていうUIテスト自動化ツールがリリースされたので触ってみました。 Scirocco Zガンダムのパプテマス・シロッコと関係があるかわからないですが、UIテストの後スクリーンショットを撮って保存したり、レポートを出力することが出来るみたいです。さらに、TMSってのを使うと、プロジェクトメンバーと共有もできるらしい。業務支援ですな。 中ではrobotiumを動かしてるので、記述は簡略されてます。 公式サイトのQuick Start をやってみます。 http://code.google.com/p/scirocco/wiki/QuickStartScirocco Eclipse Plug-in インストール Eclipse Plug-in があるとは!早速インストールしてみます。URLからインストールできます。 http://184.73.200.19
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く