旧型車両に不正改造などをし、大きな音をたてて集団走行をする「旧車會(かい)(会)」と呼ばれるグループの中で、浦安市内を拠点としていた2輪車の旧車会「都(みやこ)會(かい)・絆」と「ドラちゃん一家」の解散式が30日、市川市の行徳署敷地内で行われた。旧車会は各地に存在するが、解散式を行うのは極めて珍しいという。 県警などによると、両グループともに規模は10人程度。もともと一つのグループだったため互いに交流があったが、双方の一部のメンバーが共謀して複数件の自動車保険金詐欺事件を起こしたことから、解散を決めた。 解散式では、絆のリーダー、宇田川都(67)さんが「不正改造や爆音走行などの不法行為をやめ、社会に貢献することを誓う」と宣誓し、県警によるオートバイの整備指導が行われた。