【ニューヨーク時事】インターネット検索最大手の米グーグルは7日、無償基本ソフト(OS)「クロームOS」を搭載したパソコン(PC)の試験配布を始めると発表した。来年上期中に韓国のサムスン電子と台湾パソコン大手の宏碁(エイサー)が同OSを搭載したパソコンを販売する。 クロームOSは、従来のOSと比べて起動までの時間が短くて済むほか、安全性が高いとされ、市場で圧倒的なシェアを握るマイクロソフトの「ウィンドウズ」にどこまで対抗できるかが注目される。 グーグルは発売に先立ち、クロームOS搭載PCを特定のユーザーや開発者、企業などに試験的に配布し、実際の利用者の反応を確かめる。 【関連記事】 【特集】最強モバイルを探せ〜話題の和製スマホ「IS03」を使ってみた 中国、対米関係への影響懸念=ウィキリークス 大学内の消費電力、ITで可視化=大阪大とマイクロソフト提携 米グーグルが「おサイフ