生まれつき骨が弱いという障がいを持ち、身長100cm、体重20kgと超小柄な2児のママ・伊是名夏子さん。「子育ては、障がいのあるなしにかかわらず誰にとっても大変なときがある」と、彼女の強い思いを綴った著書『ママは身長100cm』を2019年夏に出版しました。この本には「みんなちがうし、みんな同じことで悩んでいたりもするよね」と、共感できるところがいっぱい。新しい視点を与えてくれる伊是名さんの著書から、彼女の生い立ちや障がいに対する考え方をお届けします。 沖縄で教師をしている両親のもと、3姉妹の三女として生まれた伊是名さん。生まれてすぐに骨が弱くて折れやすい障がい「骨形成不全症」があることがわかります。そのため、赤ちゃんの頃から骨折することも多く、入退院を繰り返すことに。 すべてが2人のお姉さんと同じようにはいくわけではないということは、幼心にも理解していたそうですが、3歳上のお姉さんと公文