各四半期にどのような装備品を受領できたか、各軍のトップが国防相に対して報告するというものだ。急速に近代化を進めるロシア軍の装備調達状況を把握するうえで貴重な機会となっている。 装備品統一受領日は去る7月15日にも実施され、2016年第2四半期(4-6月)分の装備調達状況が報告された。ロシア国防省の公式サイトに掲載されたところによると、この期間中にロシア軍が受領した装備は次のようなものである。 ・「イスカンデル-M」戦術ロケット・システム1個旅団分 ・「S-400トリウームフ」防空システム1個連隊分 ・11356型フリゲート1隻(「アドミラル・エッセン」) ・中型打ち上げロケット「ソユーズ2-1b」 ・無人機15機 ・レーダー8基 ・航空機各種58機 ・ヘリコプター各種34機 ・各種戦闘車両、自動車、航空機用武装、通信装置、弾薬(数量不明) 以上のように、わずか3か月で相当数の装備品を受領し