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ブックマーク / apeman.hatenablog.com (137)

  • 「「田母神俊雄=真贋論争」を決着する」 - Apeman’s diary

    秦郁彦・西尾幹二、「重鎮・直接対決! 捨て身の問題提起か、ただの目立ちたがりか 「田母神俊雄=真贋論争」を決着する」、『諸君!』、2009年4月号 まあもちろん「決着」などある意味ではすでについているし、別の意味ではこの対談でつくわけではないのですが。 発売されたばかりの雑誌なので、二人の対立がもっとも鮮明に現れていると思われる箇所(の一つ)だけを引用しておく。 秦 私は東京裁判というのは、ほどほどのところに落ち着いた、比較的、寛大な裁判だったという感想を持っています。一方、戦時下の日は、敵に対して裁判らしい裁判をやっていません。これは非常に悔やまれることですね。 西尾 「ほどほど」とおっしゃるのは量的にみているからで、裁判の質が問題なのです。勝者が敗者を犯罪人扱いする資格はないはずです。日にナチスはなかった。だから日人に対する裁判なんかする必要はない! 日戦争は正しい戦争だった

    「「田母神俊雄=真贋論争」を決着する」 - Apeman’s diary
    emiladamas
    emiladamas 2009/03/09
    田母神俊雄の本を探すおじいさんに書店員が出来ることは、案内する事と、「こちらの雑誌でも特集が組まれていますよ(せめてこっちも読んで)」と言うことだけ。結局、タモ本だけ売れた。とほほ。
  • 21世紀の「進歩的文化人」 - Apeman’s diary

    『WiLL』の4月号はまだ未見なのですが、西尾幹二センセイがブログでさわりを紹介して下さっています。 同時に私たちがこれから相手として戦わなければならない今の時代の典型的な「進歩的文化人」は、半藤一利、保阪正康、北岡伸一、五百旗頭眞、秦郁彦の諸氏であることを、『WiLL』4月号で宣言しておいた。 来るところまで来た、という感じですね。

    21世紀の「進歩的文化人」 - Apeman’s diary
    emiladamas
    emiladamas 2009/03/07
    "来るところまで来た” たしかに。
  • チベット「沈黙の抗議」 - Apeman’s diary

    22日(日)付け朝日新聞(大阪社)朝刊、国際面に「チベット騒乱1年再び緊張 正月祝わず「沈黙で抗議」」という記事が掲載されている(毎日新聞の2月8日付けの報道はこちら)。チベット歴で正月にあたる2月25日に「祝うこと」を拒否して抗議行動としようという計画がある。これに対しチベット自治区の高官が「チベット族は必ず、めでたく和やかな祝日を過ごすだろう」と脅している、とのこと。「祝日」の政治性をあますところなく露呈させた発言だが、日でもまもなく“特定の祝い方”が強制される行事の季節になる。

    チベット「沈黙の抗議」 - Apeman’s diary
  • 『北海道の捕虜収容所』 - Apeman’s diary

    白戸仁康、『北海道の捕虜収容所 もう一つの戦争責任』、道新選書 しばらく前に読者の方からメールを頂戴して推薦していただいたのだが、関西在住なもので北海道新聞社の刊行する道新選書はなかなか店頭にみあたらず、通販で取り寄せたものの今度は選書というフォーマットから予期したよりもずっと分厚い(物理的にも、内容的にも)だったのでなかなかとりくむ時間がとれなかったのだが、ようやく読了。コメント欄ではなくメールでご連絡いただいたことに鑑みてお名前(ハンドル)は申しあげませんが、その節はありがとうございました。 さて書は函館俘虜収容所をその開設(公式には42年12月26日、それ以前から日に到着していた捕虜を「仮収容」してはいた)から廃止までの期間にわたって、また捕虜の移送、事や医療を含めた収容所生活の実態、炭坑等での労働、監視員等による虐待および収容所幹部のそれに対する対応、捕虜の帰国、戦犯裁判等

    『北海道の捕虜収容所』 - Apeman’s diary
  • じゃ、3分で読めるようにまとめましょう - Apeman’s diary

    「三十分で読めるサイト」がお望みだと某所で聞いたので、30分と言わず3分で読めるように「差分」をまとめてみましょう。 捕虜殺害についての秦郁彦の推定(幕府山のことだけを考えても明らかに過少だけど)を採用したとして、短期間に3万人もの捕虜を殺害したという事例は、近現代の戦争史において特筆に値する。投降してくる兵士を捕虜にせずに殺してしまう、というのはたしかに多くの軍隊に見られる現象だが、武装解除していったん兵舎に収容した捕虜を万の単位で殺害する、などということはそうそうあることではない。 南京の日軍は、少なくとも師団レベルで組織的に捕虜を殺害している。上海派遣軍参謀だった長勇が「ヤッチマエ」と命じたという証言が正しいとすれば(そしてこれについては偕行社の戦史も事実だろうと認めている)軍のレベルで収容した捕虜の殺害を組織的に行なったことになる。いずれにしても近現代の戦争史において特筆に値する

    じゃ、3分で読めるようにまとめましょう - Apeman’s diary
  • 南京事件否定論の論法を天安門事件に応用すると…… - Apeman’s diary

    「朝日新聞阪神支局襲撃事件」の実行犯と称する人物の「手記」が掲載されているということで『週刊新潮』の2月12日号を買ってきたのだが(2月5日号から掲載開始)、そちらについては館のエントリをご覧いただくとしてここでは「中国「天安門事件」20年で語られる「当は何人殺されたか」」(52ページ〜)をとりあげてみたい。強調はすべて引用者。わずか3ページの記事なのでページ数は省略。原文のルビも省略。 「“天安門広場で5000人死んだ”と発言したのは学生リーダーのウーアルカイシでした。死んだのは学生なのか市民なのかも分からないまま、興奮の中で死者の数だけ言ったのです」 というのは、『紫玲の見た夢〜天安門の炎は消えず』や『「天安門」十年の夢』の著者で作家の譚璐美氏。 「しかし、私が天安門広場の中にいた学生や知識人に個別インタビューした時、“あなたは目の前で死んだ人を見たか”と質問すると、誰も銃で撃たれ

    南京事件否定論の論法を天安門事件に応用すると…… - Apeman’s diary
  • やっぱ真面目に考えようとしないやつって頭に来るでしょ? - Apeman’s diary

    さだまさとの日記 「議論について」 そうか、そんなに瞬間湯沸かし器キャラだと思われていたのか……。どっちかと言えば「しつこい(昔のことを蒸し返すことを含めて)」という方向で性格の悪さが出てると自分では思ってるんだけど。あの脳内幻魔大戦ウォリアーのnatamaruだってしばらくの間は相手したわけだし。 まあしかし、あまりにも頭に来たから延々引っ張り続けるというパターンとは別に、早々に投げ出してしまうパターンがないではないな。比較的最近で言えば、ここなんかがそう。最後の方にちらっと登場するだけだけど。で、いま振り返ってみるといま wiseler に腹立ててるのと理由はいっしょですな。南京事件否定論者ってのは定義により知的に不誠実ですが、しかし不誠実なりに真面目であることは少なくない。嘘と分かって言ってる場合には嘘を通すために努力もするわけですよ。この二人にはそのような意味での真面目さすら感じら

    やっぱ真面目に考えようとしないやつって頭に来るでしょ? - Apeman’s diary
    emiladamas
    emiladamas 2009/01/29
    この件においてid:Apemanの主張を支持するが、論理で勝っているのだからこそ罵倒や相手の主観に言及するのは不必要ではないかと思う。むしろ、格好の逃げ道を与えているだけでは。/「観客席」発言で申しわけないけど。
  • 「白燐弾」をめぐって問題にすべきことは何か - Apeman’s diary

    「どんな兵器で殺されようが殺されることに違いはない」といった主張は、たいていの場合シニシズムの発露でしかないとは思うが、たしかに一面の真理をついてはいる。人間というのはいかなる武器・兵器も用いることなくきわめて残虐なことを行いうる想像力(と想像力を遮断する能力)を持っているからだ。とはいえ、どのような兵器をどのように用いるかに軍事思想が現われるわけだから、やはりガザにおける白燐弾の使用を問うことに意味がないわけではない。 その前にちょっと遠回りして、白燐弾の使用それ自体ではなく白燐弾をめぐるネットでの議論について。mojimojiさんのところに書いたコメントに加筆しつつ。 特定通常兵器使用禁止制限条約の議定書IIIは、白燐弾を名指しで「違法」としたり「合法」としているわけではない。問題は「物に火炎を生じさせ又は人に火傷を負わせることを第一義的な目的として設計された武器又は弾薬類」「焼夷効果

    「白燐弾」をめぐって問題にすべきことは何か - Apeman’s diary
  • ポモ系リベラルは気楽な稼業と来たもんだ〜♪ - Apeman’s diary

    いや〜来ましたね。日和見クンが自己正当化をはかって墓穴を掘った、ってところでしょうか。 渦状言論 「歴史認識問題についていくつか」 最初は「虐殺問題についていくつか」とかいう、すっごい投げやりなタイトルでしたよね、たしか。 南京事件とも歴史認識の問題とも直接関係のないところから始めると、「そのかたがたは実際にぼくの授業に来て質問したらいいのではないでしょうか」とか言うその同じ口で「2ちゃんねるもはてなブックマークもなにも見ていません」とか言っちゃうところですね。「精神の健康によくない」? だったらなおさら、自己愛を満足させるためだけのエントリなんて書かない方がいいんじゃないかな。それとも、「真実が大事だ」と思ってないからかまわないってことかな? けど「2ちゃんねる」や「はてな」どころか大塚英志に追及された時だって「人格批判」とかいって逃げてたじゃん。ネットでは言い抜けに窮した人間が言いだす

    ポモ系リベラルは気楽な稼業と来たもんだ〜♪ - Apeman’s diary
  • ヘブロン暫定国際監視団 - Apeman’s diary

    26日の朝日新聞朝刊国際面に載ったコラムだが、ざっと見た限りWeb版では掲載されていないようだ。 ユダヤ人入植者の暴力絶えず 国際監視団が抑止狙い巡回 イスラエルが占領するパレスチナ自治区ヨルダン川西岸の最大都市ヘブロンで、ユダヤ人入植者たちの暴力を記録する非武装の国際監視団が活動している。暴力を止める強制力はないが、「みられている」と認識させることで暴力抑止を目指す、地道な貢献だ。 設立のきっかけは94年2月、ヘブロンで狂信的ユダヤ人が礼拝中のパレスチナ人多数を射殺した事件だった。国連安全保障理事会の勧告を受けてノルウェーなどがヘブロン暫定国際監視団(TIPH)を設立。国際部隊の介入を嫌うイスラエルも唯一、受け入れた。 (……) 灰色の制服姿のグロットハイム監視団長はノルウェー軍の准将。ビデオカメラと携帯電話だけを抱えてパトロールに出るのに同行した。 ヘブロンにはイスラム教徒とユダヤ教と

    ヘブロン暫定国際監視団 - Apeman’s diary
  • 『「戦争」の心理学』(その1) - Apeman’s diary

    デーヴ・グロスマン&ローレン・W・クリステンセン、『「戦争」の心理学 人間における戦闘のメカニズム』、二見書房 エントリタイトルに「(その1)」とあるのは書が2分冊ということではなく、全4部中の2部を読んだ段階でのエントリだから。 当ブログでもしばしば言及している『戦争における「人殺し」の心理学』(ちくま学芸文庫)の著者グロスマンと、警察による武力行使についての研究家であるクリステンセンの共著。最初の2部では戦闘(書では軍隊だけでなく警察が関わる銃撃戦なども含む)の際にみられる生理学的変化(脈拍の上昇、アドレナリンの分泌、失禁などなど)および知覚の歪み(視野の狭窄、微細運動能力の喪失、選択的聴覚抑制/音の強化、時間延長、記憶の歪み等々)が豊富な実例とともに解説されている。 著者らが行なっている問題提起として興味深く、また裁判員制度の導入が決まっている日で真剣に受けとめられるべきだと思

    『「戦争」の心理学』(その1) - Apeman’s diary
    emiladamas
    emiladamas 2008/11/23
    “一般論として、みかけの「悪質さ」「凄惨さ」は必ずしも犯人の内心の「残虐さ」「冷酷さ」を反映しているとは限らない、ということが科学的に正しく啓蒙されることは必要なのではないだろうか”
  • エラいひとのピンチに駆けつけるひと - Apeman’s diary

    さて、今回の「田母神論文」問題をめぐっては、一つだけ「日も捨てたもんじゃないな」と喜んだことがあります。それは既存メディア、ネットの双方で、保守的ないし右派と思われる媒体、論者から「言論の自由」を擁護せよという声が聞こえてきたことです。保守派、右派の多くは「言論の自由」なんて“共同住宅の共有部分に部外者を立ち入らせないことで達成される平穏”にも劣る価値しかないと考えているのではないか、と私は思っていたのです。しかし、“世界有数の空軍組織のトップが2ちゃんねらーなみの情報リテラシーしかもちあわせてなかった”という国際安全保障上の危機のさなかでも「言論の自由」の大切さを訴えるというのは、なかなか真似のできないことだと思います。 最近では小泉元首相が自身の靖国参拝を「思想、良心の自由」を盾に正当化した時、右派論壇がこれを擁護したことは記憶に新しいところです。が、思えば日の保守論壇は、国家の危

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  • 在韓被爆者訴訟、地裁判決 - Apeman’s diary

    時事ドットコム 「手帳申請却下は違法=在韓被爆者訴訟−長崎地裁」 来日しないことを理由に被爆者健康手帳の交付申請を却下したのは違法として、韓国・釜山市の女性鄭南寿さん(88)が、国や長崎県に処分取り消しなどを求めた訴訟の判決が10日、長崎地裁であった。須田啓之裁判長は「来日しないことのみを理由として申請を却下する処分は違法」と述べ、却下処分を取り消し手帳の交付を命じた。 須田裁判長は「在外被爆者が身体的、精神的事情により来日が著しく困難な場合、被爆事実の確認や人確認を国内で行うことに代わる方法は十分あり得る」と指摘。その上で「被爆要件に該当すると判断できれば、手帳交付の義務がある」と結論付けた。 (後略) より詳細な asahi.com の報道によれば、「在外被爆者の来日要件を巡っては、来日しなくても手帳が取得できるように今年6月に法改正され、12月17日までに施行される」とのことなので

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  • 「田母神論文」を擁護する人びと - Apeman’s diary

    「黙然日記」さんが「田母神論文」についての産経新聞【正論】を2編、紹介されています。手放しの擁護と言ってよいのが小堀桂一郎の「空幕長更迭事件と政府の姿勢」。しかしなんですな、あの駄文を指して「これだけ多くの史料を読み、それについての解釈をも練つて、四百字詰め換算で約18枚の論文にまとめ上げられた、その勉強ぶりにはほとほと感嘆するより他のない労作」などと評するのはなかなか容易なことじゃないと思いますが、仮にも学者なら。いったい誰に魂を売ったらこんなことができるようになるんでしょうか。全身の好意を振り絞って好意的に解釈するなら「空幕長といふ激職にありながら」がエクスキューズにはなっているのかもしれません。しかし、「あれが多忙を言い訳にできるような水準のものか?」という根的な疑問をあえて(そう、断腸の思いで)脇においたとしても、もし田母神元空幕長が言行一致の人間であったとすると、このエクスキュ

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  • 朝日もお粗末 - Apeman’s diary

    コメント欄で書いたことですが、こちらでも書いておくことにします。田母神元空幕長の論文−−と言えるようなシロモノではもともとないのだが−−をめぐる今朝の朝日新聞の記事中、秦郁彦氏のコメントを記載した部分に初歩的な誤りがあります。秦氏が盧溝橋事件の「第1発目」について「第29軍」と語っている箇所に「(旧日軍の)」という間違った但し書きをつけています。記者の頭にはおそらく「旧日軍か、中国共産党か」の二者択一という図式があり、秦氏が中共謀略説を否定しているので「旧日軍の」と短絡したのではないかと思いますが、社内のチェックで引っかからずに紙面に載ってしまったのは実にお粗末*1。 *1:個々の記者すべてに盧溝橋事件についての知識を要求するのはもちろん無理なはなしですが、しかし日の現代史における重要事件の一つではあるわけで、新聞社という組織としてはこの程度の誤りをチェックできないようでは困る。

    朝日もお粗末 - Apeman’s diary
    emiladamas
    emiladamas 2008/11/03
    この記事は読んだけど、さすがに秦郁彦氏もまともなことを言うわな、としか思わなくてまったく気がつかなかった。戦史オタとして恥ずかしい。ちなみに日本陸軍第29軍は44年1月にマレー半島で編制されている。
  • 「南京問題小委員会」、“研究”成果を堂々公刊! - Apeman’s diary

    館の掲示板でdj19さんからご教示いただいたはなしですが、戸井田とおる議員らの「南京問題小委員会」が『南京の実相 国際連盟は「南京2万人虐殺」すら認めなかった』(水間政憲著、日新報道社)を刊行したとのことです(丸坊主日記、「南京の実相」)。昼休みに屋にいってみたもののまだ店頭には並んでいなかったのですが、掲示板で「名無しさん」もコメントされているように、サブタイトルから判断する限りこれまで戸井田議員周辺から聞こえてきたはなしと大して変わらないようです。 南京事件否定論にある程度接しているひとであれば一度は「これ、気で信じてるのかな?」と疑問に思ったことがあると思うのですが、なかでも1938年の国際連盟理事会を引き合いに出すこの種の否定論はそうした疑問をもっとも強くかき立てるものの一つです。というのも、現在日北朝鮮による国家犯罪の被害者を出した国として、国際社会が必ずしもそうした犯

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  • 戦場のミソジニー - Apeman’s diary

    田中利幸氏の著作『知られざる戦争犯罪 日軍はオーストラリア人に何をしたか』(大月書店)の第3章は旧日軍がオーストラリア軍の従軍看護婦を殺害した事件を扱っているのだが、当ブログでこのをとりあげた際、そうした虐殺の心理的背景についての田中氏の分析を次のように要約しておいた。 第3章のテーマは「女性にとって戦争がもっている「普遍的な質」とは何かを探る」ことである、とされる。事例としてまずとりあげられるのはインドネシア・バンカ島での豪従軍看護婦虐殺や、慰安婦強要(未遂)事件、および他地域での慰安所であるが、ドイツ軍や連合国軍による性暴力の事例も多く紹介され、「男性支配文化」そのものを問題にする視点が強調されている。上官には支配される立場でありながら敵に対しては支配力を発揮しなければならない、という矛盾した立場に置かれた下級兵士にとって、強姦は敵への支配力を自己確認するうってつけの手段であり

    戦場のミソジニー - Apeman’s diary