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ブックマーク / ascii.jp (22)

  • ライザーケーブルでグラボの性能は落ちるのか?現行7製品で検証 (1/6)

    ビデオカードはマザーボードのPCI Express×16スロットに直結するのがセオリーだ。しかし、一般的なデスクトップPCにおいてはマザーボードに対してカードが直立するため、ビデオカードの「顔」とも言うべきファンやそのフレームが下を向いてしまう。最近の中身を見せるタイプのPCケースに凝ったデザインのビデオカードを組み合わせて、「なんで一番カッコいい部分が見えないのだ……?」と悶絶した経験のある人は少なくないだろう。 この問題の解決方法として有効なのが「ビデオカードの垂直設置」。文字通り、ビデオカードのファンの部分を見せるように設置するやり方だ。一部のPCケースには垂直配置が可能なもの、あるいは別売オプションでそれを可能にするものもあるが、その際必須になるのがマザーボードとビデオカードを連結する「PCI Expressライザーケーブル」(以下、ライザーケーブル)だ。 このライザーケーブルは数

    ライザーケーブルでグラボの性能は落ちるのか?現行7製品で検証 (1/6)
    emonkak
    emonkak 2020/04/26
  • 電王・Ponanza開発者が語る、理由がわからないけどスゴイ“怠惰な並列化”

    皆さんこんにちは。 私は将棋プログラム「Ponanza」の作者、山一成と申します。Ponanzaは初めてプロ棋士を破った将棋プログラムで、近年最も強い将棋プログラムと言えると思われます。また、2017年もトッププロ棋士の方と対局することが予定されています。Ponazaの改良のための機械学習に現在ジサトライッペイさんのPC「大紅蓮丸」の計算リソースを借りているのですが、その関係で原稿を書いてとお願いされたので、3回に渡って将棋プログラムの今について、書いていきたいと思います。 フリーランチの終焉、並列化の効率問題 アスキー読者の方々には言うまでもないのですが、まずは近年のCPU事情について解説していきたいと思います。ちょっと昔まではCPUはシングルコアが当たり前で18ヶ月経過すればCPUのトランジスター数は倍になり、性能が向上するという流れが続いていました。ソフトウェアはその性能向上に伴い

    電王・Ponanza開発者が語る、理由がわからないけどスゴイ“怠惰な並列化”
  • 有名ニコ生主「盛り上げるための炎上・警察沙汰は求められていない」

    ニコニコ生放送の公式番組「『雑談』配信者公式特番」。「雑談」を題材として活動をする配信者たちが集まり、さまざまなテーマを基に展開された「雑談」特化型番組が9月24日に配信されました(続く「雑談配信者」公式生放送の第二回も10月22日(土)19時から配信予定)。 前回に続き「『雑談』配信者公式特番」の中で「ライブ配信メディア」に関連するテーマについてピックアップして振り返っていきます。 今回は「ネタの枯渇」や「ハードルがどんどん上がっている」問題、そして「祝電」問題などのイタズラや嫌がらせによる「雑談」配信者の苦悩の面であったり、ニコ生独自の「アンチもリスナー」文化について改めて考えていきたいと思います。 ※タイムシフト(録画アーカイブ)はこちらからご覧頂けます。 出演者(敬称略・順不同) 司会:ひろゆき 出演雑談配信者:横山緑、コレコレ、もこう、NER、あさの☆ひかり アシスタント:ゆかち

    有名ニコ生主「盛り上げるための炎上・警察沙汰は求められていない」
  • CPU黒歴史 大損失と貴重な教訓を生んだPentiumのバグ (1/3)

    今回のCPU歴史のネタは、安藤壽茂先生にも指摘された(関連リンク)「バグ付きPentium」の話である。何分18年前という古い話なので、ご存知ない方も多かろうと思う。そのため、まずは歴史的な経緯から説明したい。 NetNewsから火が付き あっという間に広がったFDIVバグの話題 18年前の1994年10月、米バージニア州リンチバーグ大学のThomas R.Nicely教授が、インテルに対して「Pentiumで非常に小さな値で割り算を行なうと、結果がおかしくなる」というレポートを送ったことに端を発する。インテルはこのエラーが起きたことは認めたものの、「そんな話はこれまでレポートされたことがない」と返答した。 そこで教授は、自身の送った内容とインテルからの返答を添えて、この問題が他のプロセッサー(486や他のPentium、あるいはPentium互換プロセッサー)でも発生するかどうか試して

    CPU黒歴史 大損失と貴重な教訓を生んだPentiumのバグ (1/3)
  • USBの限界に挑む! 規格上の接続数127台は可能か? (1/3)

    デジタルガジェットには未検証の事象が多く存在している。それは予算の問題だったり、労力の問題で検証を回避されていることが多い。今回はASCII.jp夏休み企画として、そんなデジタルガジェットの謎をいくつか取り上げて紹介しよう。 USB規格では127台の機器をつなげられると言うが…… 筆者は仕事がら、USB機器をたくさん接続する。デスクトップPCの前から後ろから、多数のケーブルが這い回り、それぞれにハブがつながっている。新製品のレビューも多く、ドライバーをインストールしては削除の繰り返し。発売前の試作品などは、ドライバーが完成されておらず、Windowsが不安定になることも。そんな経験から、安定して接続できるのは20台まで、というマイボーダーラインを引いていた。 ところが、USBは接続するデバイスのアドレスを7ビット持っている。2の7乗=128個のアドレスのうち、1つはホストが使うので、最大1

    USBの限界に挑む! 規格上の接続数127台は可能か? (1/3)
  • Winnyの金子氏が夢見る次世代高速ネットの世界 (1/5)

    2011年、8年をかけた「Winny」裁判が終わった。渦中にいたのは「2ちゃんねる」では「47氏」と呼ばれていた金子勇氏だ。裁判後のインタビュー(関連記事)では、編集部の「これからどうしていきたいか?」という質問に「決めてないです」と答えていた金子氏であるが、着実に次のステップに進み始めている。 6月12日、Skeed社とデータホテルが業務提携して「CLOUD CONNECT」というデータセンター間を高速接続するサービスを展開すると発表(関連記事)したが、金子氏は現在、このSkeed社の社外取締役となっており、新たなプロダクトの開発に専念している。今回のインタビューでは、この金子氏とともに代表取締役社長である明石昌也氏も同席を願い、Winny事件をきっかけにできあがったというSkeed社や、事件の思い出、そして彼らが現在広めようとしている高速データ転送技術について尋ねてみたい。 Winny

    Winnyの金子氏が夢見る次世代高速ネットの世界 (1/5)
  • 「GONZOブランド」を背負って立つアニメ監督の決意【前編】 (1/6)

    アニメ作りは共同作業だ。現場にはとにかく人が多い。プロデューサー、脚、演出、アニメーター、音声、etc……その制作チームの中心に立ち、陣頭指揮をとるのが監督だ。その仕事は決して一筋縄でいくものではない。特に、会社のブランドを背負って立つような作品を手がけるとあれば、その難しさ、プレッシャーは私たちには想像もつかない。 今回お話を伺ったのは、「ラストエグザイル‐銀翼のファム‐」の千明孝一(ちぎら・こういち)監督だ。アニメスタジオ・GONZOが全力を投じた代表作「LAST EXILE」(2003年)の続編として作られたこのアニメ。制作の舞台裏には、現場に様々な難題をかかえながらも“プロの仕事”に挑みつづける、監督としての壮絶な戦いがあった。 プロフィール――千明孝一監督 1959年生まれ。神奈川県出身。1979年にアニメーターとしてタツノコアニメ技術研究所に入所。劇場アニメ「ヴイナス戦記」(

    「GONZOブランド」を背負って立つアニメ監督の決意【前編】 (1/6)
  • 逮捕から8年、やっと“一歩前進”――「Winny」無罪確定で (1/5)

    最高裁判所は今月20日、P2P通信ソフト「Winny」開発者・金子勇さん(41)への上告を棄却し、無罪確定を言い渡した(決定全文)。京都府警が金子氏の元に捜査が入ったのは2003年。実に8年越しの“戦い”に、これでようやく終止符が打たれたことになる。 現在、金子氏は株式会社Skeedの社外取締役(工学博士)として働いているが、訴訟中は“容疑者”と呼ばれつづけた。これから弁護側は金子氏への刑事補償を求め、ふたたび国を相手どって戦いはじめることになる。 プログラム開発者に対する直接捜査をともなった刑事訴訟は類例がない。今回の判決は日の立法機関(政府)に何を示すものなのか、そして今回の事件は日の何を変えたのか。司法記者クラブ取材後の金子氏と、担当弁護士の壇 俊光氏に話を聞いた。 開発者が“可能性”だけで有罪はありえない ―― 今回の判決について教えてください。「最高裁が明確な条件を提示した」

    逮捕から8年、やっと“一歩前進”――「Winny」無罪確定で (1/5)
  • 今どきのオススメ高画質アニメを挙げるとすれば? (1/2)

    前回に引き続き、アニメ評論家の氷川竜介氏に、高画質化の道を突き進むアニメとAV機器の関係、そして画質・音質に優れた近作の見どころなどを聞いてみた。 忘れがちなこと――ブルーレイは音も良い ── ブルーレイに関して言うと、旧作のボックス化などでは、SD制作の映像をハイビジョンにアップコンバートしたものもたくさん登場してますね。ですから、同じブルーレイパッケージでも画質に差があると言えそうです。 氷川竜介 とはいえアニメもこの2~3年で720pのHD制作が主流になってきました。2007年頃が過渡期だったと思いますが、現在放送されているもののほとんどがHD制作です。 また買い手の意識も環境も変わってきました。女性向けの作品なので一般に普及しているDVDだけでいいだろうと思ったら、「なぜブルーレイ版が出ないの!」と怒られた……なんて話も聞きます。 そして忘れがちですが、ブルーレイでは音の良さも重要

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  • 出版社、書店の状況――役割の変化に気づいた者が勝つ (1/3)

    先日、出版科学研究所から2010年の雑誌・書籍販売金額が発表され、雑誌は13年連続、書籍も4年連続の減少であることが明らかになった。電子書籍は集計外だったため、電子書籍元年と言われた2010年の売れ行きは判然としないままだが、少なくとも紙の雑誌・書籍の縮小傾向が続いていることは間違いない。 ここまで4回にわたって電子書籍のサービスやハードを利便性の面から紹介してきた。第5回となる今日は、電子書籍の発展を左右する出版社、書店、そして個人出版界隈の状況について解説したい。 電子書籍は再販制で守られない 電子書籍を巡る議論で忘れてはならないのは、再販制(再販売価格維持制度)の問題だ。 これまで書籍、雑誌、新聞、音楽ソフトは、メーカーが流通事業者に対して、価格を提示し、それを守らせることが例外的に認められてきた。 もちろん、いったん消費者の手に渡った商品はその権利が消尽(しょうじん)するので、そこ

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  • まるで不動産版ウィキリークス!「大島てる」の正体は? (1/5)

    事故や事件のあったいわくつきの不動産、いわゆる事故物件。 権利者にとって、事故物件はあまり公にしたくないもので、その界隈ではタブー視されるきらいがある。そんな事故物件Google Map上で公開し続けているのが、「大島てる」だ。2010年12月現在、対象エリアは東京都と神奈川県の一部のみだが、サイトが生まれた2005年からゆっくりと、しかし確実に範囲を広げている。 大島てるは「会社」と名乗ってはいるものの、その実態は謎が多い。創業は「天保8年」(1837年)、事業内容は「事故物件、ステ看板、落選運動 他」。主要取引先は「陸軍病院」、関連会社は「大島ぬい」と「大島かめきち」……。鵜呑みにするにはかなり困難な名前が並ぶ。ただし、メールアドレスは正しく機能していた。 顔の見えるインターネット 第86回は、大島てるの代表取締役・会長の大島学氏に連絡をとり、なぜ事故物件の情報を集めているのか、そし

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  • 「ラブひな」赤松健さん、無料漫画サイト経営にかける「夢」 (1/6)

    「ラブひな」「魔法先生ネギま!」を描いた漫画家・赤松 健氏が26日にスタートさせた、絶版コミックに広告を入れて無料配信するサイト「Jコミ」。初日、「ラブひな」のダウンロード数は30万回を越え、好調なスタートを切った。 マンガ家自らが、DRM(デジタル著作権保護)フリーでPDFをダウンロード可能とし、再配布・コピーも自由にするという。電子書籍元年と言われた2010年、様々な凝った取り組みが発表された中で、異色とも言えるほど仕組みはシンプルだが、インパクトは大きい。

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  • 賞金付きオープンソース”Kinect”ドライバ開発コンテスト! (1/2)

    「Kinect」というデバイスをご存じだろうか? かつて「Project Natal」の開発コード名で呼ばれ、人物の動きや音声をキャッチしてコントローラの代わりとするモーションセンサーデバイスだ(関連記事1、関連記事2)。正式名称は「Kinect for Xbox 360」で、その名の通りMicrosoftゲーム機である「Xbox 360」専用デバイスとして販売されている。 このXbox 360専用デバイスを”ハック”してオープンソースドライバを作成し、他のPCやデバイス上で対応アプリケーションを作成/活用してしまおうというプロジェクトが進行している。 マサチューセッツ工科大学(MIT)のメンバーらによって設立された米Adafruit Industriesは11月4日(現地時間)、「Open Kinect Project」立ち上げを発表し、賞金1000ドルのハッキングコンテストを開始した

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  • 東京スカイツリーは21世紀のピラミッド (1/2)

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    東京スカイツリーは21世紀のピラミッド (1/2)
  • 中卒ニートで赤塚賞! 「地獄のミサワ」のつかめない半生 (1/6)

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  • 中学生iPhoneアプリ開発者・Tehu氏の夢 (1/5)

    健康計算機 3.0 作者: iTehu Dev team 価格:無料 身長や体重などを情報を入力すると、BMIや理想体重などを算出してくれるiPhoneアプリ「健康計算機」(関連記事、iTunes Storeで見る)。 iTunes App Storeの無料メディカルカテゴリで半年近く1位となっており、世界総合ランキングでもセカイカメラなどを抜いて最高3位にランクインするほどの人気を誇っている。2009年10月に公開してから半年足らずで20万ダウンロードを達成しており、現在もその数は毎日数千ペースで加算されている。 このアプリを開発したのは、兵庫県に住むTehu氏だ。なんと13歳の頃からプログラミングを始め、1年も経たないうちに世界的なヒット作を世に送り出した。普段は普通の中学生として、勉強にも部活にも精を出す日々を送っている。 4歳の頃からネットと親しんできたというTehu氏は、いったい

    中学生iPhoneアプリ開発者・Tehu氏の夢 (1/5)
  • SIMロック禁止で「ガラパゴス携帯」はグローバル化するか (1/2)

    また始まったSIMロック論争 総務省は、SIMロックのあり方についてのヒアリングを4月2日に行なうことを決めた。SIMロックとは携帯電話用のSIMカードを特定のキャリアでしか使えないようにして顧客を囲い込む仕組みで、これについては「競争を阻害し、キャリアのメーカー支配を強めている」という批判も強く、キャリアが全量買い取って代理店に卸し、販売奨励金を出して「1円端末」を売る特殊な商慣行とともに携帯電話の「ガラパゴス化」をもたらしているとの意見があった。 写真はSIMフリー版のiPhoneとNexus One。SIMロックがなくなることで、ユーザーが自由にキャリアと端末が選べるようになるのは確かだが、垂直統合型のモデルで新しいサービスが生まれてきたのも確かだ これに対して総務省は、2008年に販売奨励金を廃止するよう行政指導を行ない、通信キャリアがそれに従った結果、「1円端末」が姿を消して数万

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  • アナログ放送終了まで500日 追い込まれた地デジ (1/2)

    衛星放送でカバーできるなら最初から地上波はいらない 2011年7月24日にアナログ放送が終了する日まで、あと500日を切った。しかし地上デジタル受信機の普及台数は、今年2月現在で約7000万台(NHK調べ)。全国に1億3000万台以上あるといわれるテレビの半分強だ。世帯ベースの普及率では、70%前後と推定され、あと500日足らずで残る1500万世帯をすべて「地デジ化」することは不可能である。

    アナログ放送終了まで500日 追い込まれた地デジ (1/2)
  • 「黒船」グーグルに「攘夷」を叫ぶ人々 (1/2)

    ブック検索をめぐる意味不明の騒動 Googleのブック検索をめぐる和解について、騒ぎが広がっている。私のところにも、いろいろな出版社から告知が来た。多くの出版社が和解に参加するが、データベース化は拒否するという方針を打ち出しているようだ。私のについてはデータベース化されているわけでもないので放置していた。 ところがいろいろな人が騒ぎはじめ、谷川俊太郎氏などが記者会見して「Googleは傲慢だ」とか「文化独裁だ」などと非難し、約180人の著作権者が和解から離脱すると語った。しかし、谷川氏を初めとする日ビジュアル著作権協会は、この和解の内容を理解しているのだろうか。 まず基的なことだが、今回の和解についての通知の主体は、Googleではなく第三者たる和解管理者である。この訴訟はアメリカではすでに終わっており、出版社側も和解に応じたのだから、非難するならアメリカの裁判所を非難すればいい(笑

    「黒船」グーグルに「攘夷」を叫ぶ人々 (1/2)
  • iPadは「出版のユニクロ」の出るチャンス (1/2)

    リスクもリターンもない日の書店 アップルの発表したiPadは、さまざまな話題を呼んでいる。アマゾンのKindleがハードウェアもソフトウェアも英語版しかないのに対して、アップルは日語ホームページも立ち上げて日で売る姿勢を見せており、3月に発売されるときは日語表示も入力も可能だ。しかし残念ながら、日語のを読むことはできない。書籍ソフト「iBooks」の日語版がないからだ。日で発売されるiPadは、iPhoneを4倍程度に拡大したものにすぎないのである。 ただ、そのうちiBooksが出る可能性もある。今でもReaderboxというiPhone用の書籍ソフト(有料)があるので、青空文庫などの無償で配布されるは読める。問題はiPadで売れるが出てくるかどうかだが、今のところその見通しはほとんどない。ある編集者によると「出版業界の状況は非常にきびしく、日販(大手の取次)が在庫を減

    iPadは「出版のユニクロ」の出るチャンス (1/2)