ビデオカードはマザーボードのPCI Express×16スロットに直結するのがセオリーだ。しかし、一般的なデスクトップPCにおいてはマザーボードに対してカードが直立するため、ビデオカードの「顔」とも言うべきファンやそのフレームが下を向いてしまう。最近の中身を見せるタイプのPCケースに凝ったデザインのビデオカードを組み合わせて、「なんで一番カッコいい部分が見えないのだ……?」と悶絶した経験のある人は少なくないだろう。 この問題の解決方法として有効なのが「ビデオカードの垂直設置」。文字通り、ビデオカードのファンの部分を見せるように設置するやり方だ。一部のPCケースには垂直配置が可能なもの、あるいは別売オプションでそれを可能にするものもあるが、その際必須になるのがマザーボードとビデオカードを連結する「PCI Expressライザーケーブル」(以下、ライザーケーブル)だ。 このライザーケーブルは数
![ライザーケーブルでグラボの性能は落ちるのか?現行7製品で検証 (1/6)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4b5189f425f877caeff09950ff82c228da2d40fe/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2020%2F04%2F14%2F3032809%2Fl%2Fc0153a68a3eab0b8.jpg%3F20200122)