等高線について国土地理院の地形図では、全部で134個の記号が使われています。その中からサイクリスト的に重要視すると面白そうなものを紹介していきます。まずは最重要と思われる「等高線」を見ていきましょう。 下の画像の、木の年輪みたいなものが「等高線」です。これは「標高が等しい地点をずっと繋いでいった線」で、1/25000地形図では、細い線(=主曲線)と線のあいだは「10mの標高差」があります。太い線(=計曲線)は、50mおきに引かれています(1/50000地図の場合は主曲線が20m、計曲線が100mになります)。 等高線が密集しているなら「短距離で標高差が多い」ことを意味します。つまり「険しい斜面」であることがわかります(そこを道が貫いていたら激坂)。反対に線と線との間隔が広い場合は、標高差が少ない地形で、山の頂上の平たい場所だったり、頂上と頂上のあいだのなだらかなエリアだったりします。 これ
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