僕は今、サンフランシスコでPokemon Goの開発元であるNiantic, Incでソフトウェアエンジニアをしています。元々アメリカに縁があったわけではなく、日本生まれ、日本育ちで、4年3ヶ月、日本の通信会社NTTコミュニケーションズで会社員をしていました。 エンジニアにとってアメリカといえば、野球で言うメジャーリーグ。精神的にも技術的にもスーパーマンなイチローのような人たちが働く場所で、自分が働くのは無理だと考えていました。 そんな自分が何に悩んで、どんな行動をしてここに来たのか、残しておきます。何かに挑戦したいけど踏み出せずにいる誰かの背中を押すことができたらとてもうれしいです。 所属組織の意見ではなく、私個人の意見です。 世界中の人が使うプロダクトをつくりたい中学生の頃、父親と家電量販店に行くのが好きで、SONYのWalkmanはいつだって僕の憧れでした。そんなWalkmanは世界
「どうやったら海外で働けますか?」 という質問をよくもらう。たしかに海外で働く人の姿はかっこよく見えるかもしれないし、日本の外に目を向けることは選択肢を広げてくれるから大切だ。しかし、海外で働くということはあくまで手段でしかなく、それをはき違えて目的にしてしまわないように注意したい。 むしろ深く考えるべきなのは、その目的のほうだ。一度きりしかない人生で自分がやりたいこと、成し遂げたいことは何なのかをじっくり考えたい。 その一方で、日本だけに縛られているのはさらにもったいない。自分の目的が明確で、ベストな環境が日本の外にあるならば迷わずに一歩を踏み出すべきだ。つまり、海外で働くことが重要なのではなく、自分の世界を日本に限定せず、可能性を狭めないことが大切なのだと思う。 ニューヨークで感じた刺激と焦り大学生のときニューヨークに一人旅をした。20歳だった。"夢を持った人が世界中から集まりエネルギ
先日は、私の英語歴をご紹介しましたが、今回は夫の英語力について。 ⇒関連記事:私の英語歴:TOEIC525⇒IELTS7までの道のり 我が夫の英語、私は「オッチャン英語」と呼んでいます。 日本のおっちゃんが話すような、まさにコテコテ日本人発音な英語。昨日も電話で病院の予約をする時、Thursdayって何度言っても、Saturdayって勘違いされて、凹んでました・・。確かにTHの発音、Sになってるもん。 それでも、カナダに来て、Indeedという求人サイトに経歴を登録し、あっという間にオファーが来て仕事が決まった夫。英語力というより、ITの技術力があったのが大きな理由かもしれないけど、それでも3回の面接を通っただけのことはあります。 そんな夫ですが、よく今の「オッチャン英語」までたどり着いたな、と思います。だって本当に英語に関しては、20代後半まで一切英語に触れない、ゼロからのスタートだった
英会話が得意だったわけでなく、留学経験も無かったハピバナですが、なんで今こんなカナダの地にいるんだろうと、ふと外の景色を見て思うことがあります。本当に自分でも信じられない。 超平均的(むしろ社会人としては平均以下?)なTOEIC525からスタートして、IELTS7、そしてカナダ永住権までどうにか辿り着いたわけですが、どんなふうに英語に取り組んできたかをご紹介したいと思います。 高校~大学生:受験英語と実践英語のギャップにショックを受ける 英語は好きだったし、高校生の頃は大学受験に向けて真面目に勉強していたので、センター試験も英語はほぼ満点。英語には自信を持っていました。 でも、当時の私の英語力はあくまで受験英語。実用英語とは程遠いもので。 初めて19歳でアメリカ旅行に行ったときには、英語が聞き取れない、言いたいことが言えない、で、これまでの自信も打ち砕かれ、撃沈して帰ってきた苦い思い出です
"This report is based on proprietary information gathered and analyzed by Hired's data scientist, Dr. Jessica… 最高値 $198K はアメリカです。この結果では、アメリカでソフトウェアエンジニアをなりわいとするのはわるい話ではない、むしろベストである、と言えます。 しかし、伝説的なソフトウェアエンジニアがわりとそこらへんにいるはずの、シリコンバレーが $134K なので、このまま話を続けるのは非常に都合がわるいです(上図ではSF BAY AREA)。メルボルンで $150K 相当の金額をもらうほうが効率いいわけですから。ビザ的にも、オーストラリアの方が楽でしょう。アメリカ、ピンチです。 シリコンバレーでもお金的に問題ない、いや、むしろベストである、と言ってもよくなるような、そんな都
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