2011年12月16日金曜日 どうなっているのか。あまりにもひどい政府・東電の見解 Tweet 福島第1原発の事故の推移を見ると、あまりにも不可解な安全デマや隠蔽や問題すり変えや矮小化に溢れていて、ひとつひとつ記事を見ていくだけで暗澹たる気持ちになる。 しかし、2011年12月16日に東京新聞が報道した経済産業省原子力安全・保安院の見解については、「暗澹たる気持ち」どころか、まさに「怒髪天を衝く」ほどの怒りを覚える人も多いはずだ。 そこには、こう書かれてある。『何度も放射性物質を含む汚染水が海に漏出したが、経済産業省原子力安全・保安院は「緊急事態」を理由に、法的には流出量は「ゼロ」と扱ってきた』 「ゼロと見なす」と言い切っている それだけではない。さらに信じがたいことが、あたかも何でもないように、サラリと書かれている。 「今後、漏出や意図的な放出があってもゼロ扱いする」 新聞を読