2013年05月23日20:30 カテゴリ書評/画評/品評Art 異星人+超光速=宇宙戦争 - 書評 - 老人と宇宙 老人と宇宙そら 内田昌之 [原著:Old Man's War(Kindle)] 体調が悪いと何が良いかって。SFを読みたくなる事、かな。 しかし邦題ひねりすぎだ。「宇宙の戦士」しろこれにしろ。田中啓文的なダジャレSFかと思いきや、古き佳きというか、Beetleに対するNew Beetle的な宇宙冒険活劇だったではないか! ラノベじゃちょっとなまぬるい。でもSFってなんだかこわいって読者にどんぴしゃり。 本作「老人と宇宙そら」の原題は、The Old Man and the Seaではなくて、"Old Man's War"。あえて直訳すると、「爺さんの戦争」。うーん。やっぱこれじゃ潜在読者は振り向いてくれなさそうだなあ。やっぱこのジジイギャグな邦題でよかったのだろうか。たしか
チャンスを得た三浦、リードを狙う 先制攻撃をかけることを、将棋用語で「仕掛ける」という。電王戦第5局は序盤戦を得意の展開に持ち込んだ三浦弘行八段が、いつ、どう仕掛けるかに注目が集まっていた。 だが、先に仕掛けたのはGPS将棋のほうだった。 「変な手、来たね……」 控え室で戦況を見守る棋士たちから、戸惑いの声が上がる。それは、見るからに違和感がある仕掛けだった。プロでなくても将棋を熱心に学んだことがある者なら、このような仕掛けはうまく行かないと直観的に捨ててしまう類の手順だ。 終盤戦での、玉が詰むかどうかという読みでは、人間はすでにコンピュータの敵ではない。目的が明確なときの演算能力こそコンピュータの最大の強みだ。 しかし、まだ目的が漠然としていて読みを絞れない序盤から中盤にかけては、人間にアドバンテージがあるとされている。経験によって培われた直観、すなわち大局観が、考え方の方向を教えてくれ
コーンスターチはトウモロコシから作られたデンプンである。日本だとじゃがいもなどから作られたデンプン、片栗粉の方が一般的ではあるが、一般のご家庭では食品にとろみをつけたり、揚げ物などに使用される。 そのコーンスターチを使って、鉱石から金を抽出する方法が偶然に発見されたそうだ。 科学者チームによると、試験管で簡単な化学実験を行っている最中に「偶然」に発見したという。チームの1人、Zhichang Liu氏は、何らかの3次元の立方構造を作成するつもりで、コーンスターチを原料とする「α-シクロデキストリン」と呼ばれる糖と金塩溶液とを混ぜ合わせた。同氏は最初、実験が失敗に終わって落胆していたが、やがてもっと有益な可能性のあるものを発見したかもしれないことに気付いたという。 この画像を大きなサイズで見る この方法は、例えば、家電ごみから金を取り出すのに使用できるかもしれない。金の価格が過去10年で4倍
グーグルが先週、量子コンピュータを駆使してAI(人工知能)を研究する「量子AI研究所(Quantum Artificial Intelligence Lab)」を立ち上げた。今後、米航空宇宙局(NASA)などと協力し、量子コンピューティングで機械学習の技術などを研究開発するという。 量子コンピュータは、ミクロの世界を支配する量子物理学の基本原理に基づく画期的なコンピュータである。そのアイディアは元々、世界的に有名な物理学者であるリチャード・ファインマン氏(故人)が思いついたとされるが、その具体的な原理を提案したのは英オックスフォード大学のデビッド・ドイッチュ氏だ(1985年のことである)。 量子コンピュータの原理 量子コンピュータの原理を、従来のコンピュータとの比較で説明すると次のようになる。 一般にコンピュータでは、その内部状態を表現する各ビットが0か1かのいずれかを表す。そこではn個の
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