2017年03月12日 菌園で暮らすフックラノミバエ発見! 八重山諸島に生息するタイワンシロアリは、菌を育てて収穫と農業をするシロアリです。 キノコ栽培は他の雑菌が混入しないように無菌で行うなど、人間でも苦労する作業なのに、それを野外の土の中で小さな虫が行っているというのは本当にすごいことですね。 地下20〜30cmに作られる菌園。 菌園は小さいもので直径数㎝、大きなものだと30cm近くにもなります。 菌園が作られる部屋は、ただ穴を掘っただけの空間ではなく、壁面を泥で固めて隙間なくツルツルの壁が作られていて、菌園と壁には必ず空間があります。 湿度や温度も、菌にとって最適の条件が作られているのでしょう。 菌園を拡大すると、所々に白い菌の塊が見えます。 そんなシロアリが育てている菌園には、様々な好白蟻性生物が同居をしています。 面白いのはハエとは思えない姿をしているシロアリノミバエの仲間。 昨