外付けのモジュールとして、風を起こすファンや、両手のコントローラーに接続するワイヤも提供する。ファンは蒸れの改善やゲーム内の風の再現を、ワイヤは巻き取り用のホイールに掛ける摩擦を調整することで、VR空間内でものに触れる感覚を再現する「力覚フィードバック」を可能にするという。 モジュールの開発に必要なプログラムはオープンソース化し、ユーザー自身で開発したり、サードパーティー製品を利用可能にしたりする予定。PCとは有線で接続する設計だが、無線接続用のモジュールも今後開発するという。 同社は、開発の経緯について「現行のVRヘッドセットは動き回りながら使用する想定で、小型・軽量であることが求められるため、ハードウェアが進歩しても解像度やトラッキング精度の向上程度しか見込めない。据え置きに特化することで、重さ・サイズと機能・快適性のトレードオフを克服し、性能と快適性を両立したい」と説明。 寝ながら使