日本将棋連盟(米長邦雄会長)の理事会は8日、タイトル経験者と女流四段以上の女流棋士を、同連盟会員として入会させる案を発表した。 11月12日に行われる臨時総会で可決されれば、連盟が1949年に社団法人となって以来、初めて女性の会員が誕生する。 連盟の会員は、養成機関「奨励会」卒業かプロ編入試験に合格した四段以上の棋士という規定があるため、別のプロ資格である女流棋士は会員になれなかった。 しかし、公益社団法人を目指す同連盟の理事会は「女性の意見を運営に積極的に取り入れる」と決めた。女流会員は10人前後になる見込み。