世界最大の交流サイト「フェイスブック」の株式上場で、市場を運営するナスダックが大量の売買注文に対応できず、取り引きが一時混乱しました。 市場関係者からは、フェイスブックの株価が伸び悩んだのは、市場の混乱で投資家が取り引きに慎重になったためではないかという指摘も出ています。 18日にナスダック市場に上場されたフェイスブックの株式は、現地時間の午前11時から取り引き開始が予定されていましたが、大量に注文が入ったため、ナスダックは開始を30分程度遅らせました。 しかし、取り引きが始まっても、実際に売買が成立したかどうかの情報が証券会社に伝わらないなど、2時間半にわたって混乱が続いたということです。 フェイスブックの株価は、取り引き開始直後に公募価格を18%も上回る45ドルをつけ、順調な滑り出しを見せましたが、その後は伸び悩み、終値は公募価格をわずかに上回る水準にとどまりました。市場関係者からは、