アメリカの有力紙は、ロシアと中国の政府系企業が、ロシアが一方的に併合したウクライナ南部のクリミア半島とロシア南部を結ぶ海底トンネルの建設計画を秘密裏に協議していると伝えました。 アメリカの有力紙ワシントン・ポストは24日、ウクライナ保安庁が傍受した内容として、ロシアと中国の政府系企業がウクライナ南部のクリミア半島とロシアとの間の物流を確保するため、海底トンネルを建設する計画を秘密裏に協議していると伝えました。 クリミア半島とロシアとの間にはロシアが2018年に建設した橋があり、ロシア軍のウクライナ侵攻において重要な補給路となっています。 しかし、橋は去年10月とことし7月にはウクライナ側の攻撃で損壊しており、ワシントン・ポストは、ロシア側が安全性への懸念を強めたことがトンネル建設についての協議のきっかけになったとしています。 一方、専門家の話として、トンネルの建設は技術的には可能なものの、