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ブックマーク / bewaad.com (81)

  • 次期日銀総裁についての個人的予測 | bewaad institute@kasumigaseki

    年も改まったところで、今年(少なくとも前半)の日経済にとって最大の話題、日銀総裁人事について予測を書いてみたいと思います。 次期総裁の有力候補は、元財務事務次官で日銀行副総裁の武藤敏郎氏だ。福井総裁を支えてきた実績や安定感を評価する声は多い。 (略) だが、参院第一党の民主党では「国債の利払いを減らすために金利を低く抑えるなど、財政政策に気兼ねする恐れがある」(同党関係者)と、元財務省トップの起用への反発は強い。03年には武藤氏の副総裁起用に対し、官僚OBであることなどを理由に反対した。 同じ財務省OBでも、国際派の元財務官に対する見方は異なる。早大教授の榊原英資氏やアジア開発銀行総裁の黒田東彦氏については、民主にも「海外の金融当局と円滑に意思疎通できる」と評価する声がある。 学者では、元日銀審議委員で東大教授の植田和男氏が「政策を評価すればピカイチ」(みずほ証券の上野泰也チーフマーケ

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    enemyoffreedom 2008/01/26
    敵の敵は味方。という論理で、意外とあっさり民主党も締め付け路線継承を認めたのかもね
  • 自由貿易は迷いなく推進すべし | bewaad institute@kasumigaseki

    kmori58さんのご紹介にて、興味深いクルーグマンの論説を読みました。自由貿易はよいことばかりではない、との趣旨とのことですが、 The trouble now is that these effects may no longer be as modest as they were, because imports of manufactured goods from the third world have grown dramatically - from just 2.5 percent of G.D.P. in 1990 to 6 percent in 2006. And the biggest growth in imports has come from countries with very low wages. The original “newly industria

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    enemyoffreedom 2008/01/19
    一方日本は鎖国に走りそう
  • 終身雇用等の幻想 | bewaad institute@kasumigaseki

    狂童日記にて、 新富裕層(いわゆる「勝ち組」) 旧中間層(大企業・公的セクターの正規雇用者) 不安定低所得者層(非正規雇用者) 小規模自営層(読んで字のごとく) との階層を仮定した上で、次のようなご指摘がありました。 ここ数年「格差社会」と言われてきたが、日の圧倒的大多数は依然として(2)の層であることは強調しておく必要がある。(2)の層は学校を卒業すると「正社員」になって安定した給料を手にし、30歳くらいになればマイホームやマイカーを持つという「一億総中流」の人生経路をほとんど空気のように受け取ってきた。そのため、そうした安定した生活を成果主義的な「競争」の末に獲得しなければならないという現実の変化への適応に苦労を強いられている。既に定年を迎えた年金受給者も多く、生活水準が傾向的に低下し続けているので、現実の所得格差以上に「格差社会」の言説に強いリアリティを見出しやすくなっている。テレ

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    enemyoffreedom 2008/01/19
    かつての終身雇用と一億総中流を実態以上に美化する風潮について。経済成長への期待喪失&過去は常に美化される、の相乗効果かな
  • http://bewaad.com/2008/01/13/392/

  • 御前会議の実情? | bewaad institute@kasumigaseki

    昨年最後のエントリにおいて、安倍前総理について日の総理大臣として、あのような辞め方は空前と書いたところ、 辞める瞬間を言えばその通りである一方で、その直前からの過程を追えば、平沼騏一郎や近衛文麿が比肩しうるのではとも思うのですが、いかがでしょうか。 とのコメントを宮嶋陽人さんからいただきました。奇しくも、第三次近衛内閣の辞任直前の状況について、次のような当を得たものと考えられるレスが2ちゃん軍板にてありましたので、紹介させていただきます。該当日とされる10/6に開催されたのは、陸海軍部局長会議であって御前会議ではないようにも思うのですが、それはさておき。 939 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/01/07(月) 23:00:09 ID:??? 機密日誌とか資料を読んでてもそれぞれ滅茶苦茶で訳がわからん。纏めると大体こんな感じだな。 [10月6日午前会議〜] 東條陸相 「

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    enemyoffreedom 2008/01/09
    仮に涙を飲んでハルノートを受け入れても、数年すればまた陸軍が暴走して同じようながけっぷちに直面していたりしそう。昭和史のIFは陸軍(≒暴走する貧乏人の怨念)をどうコントロールするかを考えないと始まらない
  • 「農家切り捨て論のウソ」のウソ | bewaad institute@kasumigaseki

    切込隊長さんがご紹介されていた、神門善久先生の農家切り捨て論のウソですが、その中には農家・農政に対する客観的に妥当な評価とは言い難い記述が散見されます。webmasterはかつて神門先生の農業に関する書籍を好意的に紹介したこともありますし、兼業農家の多い産業構造、農地転用期待からくる農地配分の歪みといった問題意識の基的枠組みには同意しています。しかしながら、そうした問題について世の注意を喚起するためとはいえ、レッテル貼りが許されていいものではないでしょう。 #「転用期待からくる農地配分の歪み」については、かつて詳細に論じましたので、ご関心の向きはご高覧ください。 マスコミは「零細農家イコール弱者」のような形で描きたがりますが、現実には彼らほど恵まれた人たちはいない。農地の固定資産税が軽減されているうえに、相続税もほとんどかかりません。たとえ“耕作放棄”をしていてもですよ。  そのうえ、農

  • 安倍総理辞職表明と小泉純一郎の呪い | bewaad institute@kasumigaseki

    以前webmasterは、次のように書きました。 今回の組閣で一番割をったのは明らかに安倍官房長官でしょう。というのも、閣外にいれば担がれやすいので取り込んだということもありますが、それ以上に、官房長官は総理の盾となる身ですから自分の主張は殺すことが求められ、したがって彼独自の見解として支持を集めていた主張(北朝鮮への経済制裁、人権擁護法反対など)を引っ込めざるを得ないどころか、それに反する政府公式見解を述べなければならないからです。それだけ小泉総理が彼のポテンシャル(=自らの退陣後に独自路線を打出す可能性が高い)を恐れているということかと思います。。 第三次小泉改造内閣発足(2005/11/1付) 突然の安倍総理の辞職ではありますが、先の参議院選挙での大敗を含め、大枠としてはこの「取り込んだ」ことに源を発しているとwebmasterは思います。引用における官房長官就任がその後の事実上の

  • 安倍改造内閣発足 | bewaad institute@kasumigaseki

    とりとめのない雑感を。 実績のある閣僚を数多く登用しており、手堅い布陣に見えるわけですが、果たして今の世論が求めるものがそうであるのかと考えると、いい評価をもらえる可能性は低い(少なくとも第一印象では)のではないでしょうか。改造の前後が逆であった方が「人心一新」っぽいですよね(笑)。 舛添厚生労働大臣は目玉人事でしょうけれども、度重なる総理批判への報復にしか見えない気が(笑)。 もうひとつの目玉人事といえるのは、増田総務大臣でしょう。都市と地方の対立は今の日が抱える政治的亀裂の主なもののひとつとwebmasterは考えていますが、となればなかなか妙案もない損な役回りにならざるを得ない可能性もあり、民間からの登用ということで「使い捨て」にならなければよいのですが。 webmasterが個人的にもっとも注目しているのは、JETROについて閣内不統一につながりかねない意見対立のあった甘利経済産

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    enemyoffreedom 2007/08/27
    与謝野さんは経済閣僚でさえなければよい仕事をしますよ、きっと
  • http://bewaad.com/2007/08/06/225/

  • http://bewaad.com/2007/08/04/223/

  • http://bewaad.com/2007/07/30/218/

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    enemyoffreedom 2007/07/31
    「これでマクロ経済(成長重視)を重視する政治家は、安倍政権の閣僚・党幹部から消えてしまいそうです。とりわけ来年が日銀総裁の交代する年であることを考えると、なかなかつらいものがあると言わざるを得ません」
  • http://bewaad.com/2007/07/14/201/

  • http://bewaad.com/2007/06/26/181/

    enemyoffreedom
    enemyoffreedom 2007/06/26
    地上の楽園メソッド
  • 切込隊長さんのご指摘を受けて老人介護を考える(前編)戦後日本における老人介護の歴史 bewaad institute@kasumigaseki

  • 日本における社会民主主義の可能性 | bewaad institute@kasumigaseki

    稲葉先生のご推薦をを見て気になっていたのをようやく読んだのですが。 大沼 米国に限らず、歴史認識にかかわる問題についての議論に品位が欠けているという点は、私もそう思います。慰安婦問題や南京問題でも、学問的信頼性の低い主張を声高に叫ぶ人々の「業績」なるものが存在感を増して、国連文書にまで採用されるような現象が起きている。学問的にはとうてい評価できないアイリス・チャンの『ザ・レイプ・オブ・ナンキン』が米国で非常に高い評価を受けたのが、その典型でしょう。 こうした言説が跋扈したことについては、いわゆる左派、リベラルの側にも責められるべき点があります。たとえば、韓国側から発信される慰安婦問題の主張の中には、事実認識を誤ったおかしな論が相当含まれており、一部論客は「日民族は道徳的に劣った存在」という、人種主義的な議論さえ展開しました。こうした誤った議論に対して、秦さんなど保守系の論客は批判していま

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    enemyoffreedom 2007/06/20
    選挙が近いせいか、民主党を批判したらコメントがやや荒れ
  • OECDによる公的年金所得代替率比較 | bewaad institute@kasumigaseki

    なんだか最近は(日も)霞が関というよりは年金blogと化している当サイトですが(笑)、これまでとは違った切り口で。 年金で大層大荒れのようですが、タイミング良くというか悪くというか、日経で「公的年金給付水準、日は主要7カ国中最低」という記事が出ておりました。曰く 現役時代の収入と比べた公的年金の給付水準は、日の単身男性は4割と主要国で最低であることが経済協力開発機構(OECD)の試算で分かった。・・・(中略)・・・ 平均収入のある男性を例にとり、老後に現役時収入の何%の年金を受け取るかを試算した。日の比率は39%で主要7カ国では最低。全加盟国の中で日を下回るのはアイルランドなどしかない。 だそうです。で、他の国はどうなっているのか、ちょっと気になって元データと思われる「Pensions at a Glance 2007」をちょっと拝見すると、 (略) という感じになっています。え

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    enemyoffreedom 2007/06/14
    「日本がもっとも単身男性に冷たい(裏返せば、専業主婦がいる家庭に温かい)制度ではありそうです」 それプラス世代間格差が払う気を失わせる(まぁ天引きなんだけど)
  • 外国の陰謀論と想像力の欠如 | bewaad institute@kasumigaseki

    著作権関連の話題について、それがアメリカの言いなりになった結果だというGIGAZINEのエントリを見て思ったことなのですが、陰謀論(エントリのタイトルは、外国における陰謀論ではなく、外国の陰謀を想定する陰謀論を意味します)の根っこは想像力の欠如なんだなぁと。とりわけ、外国(や異民族)を主体とするものにおいては。陰謀に係る杞憂は、ある意味では想像力の賜物ではありますが、得てして陰謀の内容は類型化されたオリジナリティに乏しいものでもあるわけで。 どういった文脈において想像力が欠如しているかといえば、日人は皆自分と同じような思考の持ち主だと思ってしまうがため、自らと違う意見を持つ者と日人という属性(国籍なのか民族なのか、日においてはあいまいですが)を共にしていることが腑に落ちないのでしょう。日人ならば、自分たちと同じように考えるのが自然だと考えてしまい、あるいは違う考えを持つ者が同じく日

    enemyoffreedom
    enemyoffreedom 2007/06/03
    最近は政治よりも経済がらみの陰謀論が増えたからでは。どちらにしてもアメリカとユダヤが陰謀論の主役でありつづけることには変わりなしw
  • http://bewaad.com/2007/06/02/141/

  • http://bewaad.com/2007/05/31/138/

  • ヤミ金被害が急増しているらしい。 | bewaad institute@kasumigaseki

    昨日のNHKニュースウォッチ9にて、ヤミ金相談が対前年2倍になっている等の報道がありました。あまりに予想通りで笑うしかありませんねぇ。報道では、グレイゾーン金利撤廃の法改正が原因だとしていましたが、その施行まではまだ時間があるわけで、より大きく影響を及ぼしたのは、それに先立つ最高裁判決にて過払い金の返還要件が判例として厳格化されたことでしょう。この判例の方向に追随して(現行の)グレイゾーン金利をホワイトにしなかった、という意味では法改正も影響しているわけですが。 で、このようなこととなる可能性が事前に指摘されていたにもかかわらず、グレイゾーン金利撤廃を推進した後藤田元金融担当大臣政務官ほかの方々には、報道に出ていた、これまでは問題なく消費者金融からお金を借りて生活を支えていたというのに、借りられなくなってヤミ金被害にあったような人々に対して、私財をなげうって救済に努める道義的責任があるので