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第18話 夕陽と鏡 - ミチコオノ日記
私はその日 夕陽の中に立っていた その二本の足は長いこと陸上競技に使われてい た。 常にトラックを走... 私はその日 夕陽の中に立っていた その二本の足は長いこと陸上競技に使われてい た。 常にトラックを走り抜けタイムを縮める事に情熱を使っていた。 「彩ー今のタイム良かったんじゃなーい?」 まゆこが走り終えて息を切らしている私のそばまで走ってきた。 顔をあげてマネージャーの方を向くと三本の指が立っていた。 「ほらやっぱりー三秒も縮まってるじゃんー」 さらさらの髪をゴムでくくりながらアキレス腱を 伸ばしているまゆこは、細くしなやかな身体をほぐしている。 同じ種目のまゆことはライバルといえばそうなるが彼女の行動からはそんな雰囲気はない。 お互い努力しようね、的な感じ。 独りで黙々と練習したい私からすると少しお節介な気がしているが、助言ははありがたく頂いている。 「サッカー部のナキタ知ってる?」 まゆこが今度は背筋を伸ばす運動をしながら聞いてきた。 「知らない。」 私はぶっきらぼうに聞こえない程度に