単独での効果発揮に腐心＝為替介入、異例尽くし―政府・日銀 （時事通信） - Yahoo!ニュース

急激な円高進行を阻止しようと、政府・日銀が昨年10月末から11月に実施した為替介入の具体的内容が7日、公表された。1日で8兆円超に達した10月31日の大規模介入に続き、翌11月1日以降も4日連続で市場に実施を伝えない「覆面介入」を行っていたことが判明。欧米当局の協力を得にくい状況の中で、異例の措置を駆使しながら単独介入の効果を高めようと腐心した跡がうかがわれる。 巨額のマネーが行き交う外国為替市場で介入効果を上げるには、各国と歩調を合わせた「協調介入が望ましい」（ラガルド国際通貨基金専務理事）。しかし、自国通貨安の下での輸出拡大で景気回復を進めたい欧米当局は、「市場をゆがめる」として日本の介入に否定的。政府は米当局などを刺激しないよう、回数を絞って単独介入を行ってきた。 【関連記事】 10月末の為替介入、8兆722億円=11月も1兆円超の「覆面介入」 ドル小動き、76円台前半=介

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単独での効果発揮に腐心＝為替介入、異例尽くし―政府・日銀