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日本農業が抱える3つの問題|農家ができる未来へ向けた解決策とは?
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日本農業が抱える3つの問題|農家ができる未来へ向けた解決策とは?
まずは、日本の農業が抱える多くの問題の中から、「高齢化・担い手不足」「耕作放棄地の増加」「TPPによ... まずは、日本の農業が抱える多くの問題の中から、「高齢化・担い手不足」「耕作放棄地の増加」「TPPによる価格競争」の3つに着目し、それぞれの現状について解説します。 1. 高齢化等による担い手の減少農業の担い手不足と高齢化の問題は、長い間指摘され続け、さまざまな政策を行ってきたにもかかわらず未だ改善が見られません。自営農業を仕事にしている「基幹的農業従事者」の減少は止まらず、その平均年齢も上昇し続けています。 最新の農業センサスと農業構造動態調査をもとに、2015年以降の基幹的農業従事者(個人経営体)の数を見ると、2015年の175万7,000人から毎年減少を続け、2020年速報では136万3,000人になっています。2021年の農業構造動態調査による推定値は130万2,000人と、やはり減少しています。