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御用メディアの大罪。新聞は「権力の監視」の役割を失った<倉重篤郎氏> « ハーバー・ビジネス・オンライン
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御用メディアの大罪。新聞は「権力の監視」の役割を失った<倉重篤郎氏> « ハーバー・ビジネス・オンライン
『新潮45』の休刊を受けて、『月刊日本』11月号は「御用メディアの大罪」と称する大特集を打ち出してい... 『新潮45』の休刊を受けて、『月刊日本』11月号は「御用メディアの大罪」と称する大特集を打ち出している。 同特集は、冒頭で出版業界を取り巻く不況の中、露骨に安倍政権に阿る新聞や雑誌が目立ってきたことと、安倍政権側もまた、選挙の度にメディアに「公平中立」な報道を求めると同時に、政府広報予算を増やして新聞社やメディアの幹部と会食を繰り返すなど「メディアと権力」の距離感がおかしくなっていると指摘している。 権力の不正義を真正面から批判する健全なジャーナリズムの喪失は、日本にどのような未来を付きつけるのか? 不正義に立ち向かう本分を忘れたメディアに存在意義はないと断ずる『月刊日本』11月号の特集から、先の総裁選における討論会で安倍総理に鋭く切り込んだ毎日新聞専門編集委員、倉重篤郎氏へのインタビューを紹介したい。 ── 今回の自民党総裁選でも、自民党は新聞社と通信社に「公平・公正」な報道を求める文書