三菱商事がサケの養殖に参入、チリ大手買収で安定調達 - MSN産経ニュース

三菱商事は９日、チリの養殖大手、サルモネス・フンボルト（プエルトモン市）を１億２５００万ドル（約１００億円）で買収することで合意し、サケの養殖事業に参入すると発表したた。 年間約１万トンの養殖と加工までの一貫体制を持ち、三菱商事は日本向けに加え、年率１０％で成長する中国やアジア、ブラジルなど新興国の市場を開拓する。 世界の約３１０万トンのサケ・マスの供給力のうち、約６割は養殖が占める。天然資源は乱獲防止のために管理が強化される一方、ノルウェーとチリの２大産地の養殖も供給力が限定的なため、今回の買収は日本向けの安定供給につなげる狙いもある。

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もはや参入は避けられない

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（産経）三菱商事がサケの養殖に参入、チリ大手買収で安定調達　サルモネス・フンボルト　世界の約３１０万トンのサケ・マスの供給力のうち、約６割は養殖が占める。