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集団遺伝学講座第24回
第24回集団遺伝学講座 安田徳一{YASUDA,Norikazu} 9.3 近親婚データによる遺伝的荷重の推定 乳幼児の死... 第24回集団遺伝学講座 安田徳一{YASUDA,Norikazu} 9.3 近親婚データによる遺伝的荷重の推定 乳幼児の死亡や先天異常に遺伝的要因が関っているかについての研究では、近親婚から生まれた子どもの死亡率や異常率のデータが用いられている。モートン・クロー・マラー(Morton, Crow & Mullur 1956)は遺伝的荷重の考えをを用いてヒトの近親婚データでこの問題の解明を行った。その結果、その後の多くの研究からも、ヒトは誰でも平均して2~4個の致死遺伝子相当量lethal equivalentの保因者carrierであることが推論された。 一つの遺伝子座について近親婚の子どもにみられる遺伝的荷重は前回の講義(9.2節)の最後に示した式で与えられる。子どもの死亡率や異常率はむしろ複数の遺伝子座が関与していると考えられるから、近似的におのおのの座の寄与を乗じたものが観察された遺