中国「国債バブル」の悲惨な実態 習近平国家主席の経済失策は、のちのちまで大きな禍根を残すことになるだろう。 中国は、長期停滞はもはや避けられない。 過去30年間は、14億人の巨大な市場が世界の経済成長を牽引したが、それはもう過去の話となった。 習氏が罪深いのは、自国経済のみならず、豊かな市場を荒廃させて世界を低成長に導こうとしていることだ。そのため、いま中国は世界から見放され用としている。 それが如実に表れているのが、中国の「国債バブル」だ。 中国国債の長期金利(10年)は、いま歴史的水準まで下落している。4月下旬には10年物国債は2.2%まで下落して、2000年以降でもっとも低い水準となった。現在は2.3%近辺で推移しているが、マーケットの合理的な水準を下回っているとみられる。 つまり、中国国債の値段は高騰して、バブルの状態にあるわけだ。
![中国経済は終わった…!経済長期大低迷を示す「国債バブル発生」でついに明らかになる「習近平の大罪」(藤 和彦) @moneygendai](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0d5e040a29f05b818a5664d3013bad22dc64bdef/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F5%2F8%2F1200m%2Fimg_58a9cbe0facf671c1552652e6d28377262418.jpg)