イタリア首都ローマのスペイン階段の前に立つウーバーイーツの配達員(2020年3月12日撮影)。(c)Alberto PIZZOLI / AFP 【10月13日 AFP】イタリアで料理の宅配サービス「ウーバーイーツ(Uber Eats)」の幹部が立場の弱い移民労働者を搾取していると非難されている問題で、ミラノ(Milan)検察が同社の業務に関する捜査を完了し、報告書を提出した。伊メディアが12日、伝えた。 報告書によると、配達員はバングラデシュとガンビア、ギニア、コートジボワール、マリ、ナイジェリア、パキスタン出身で、「極度に弱い立場かつ社会的に孤立した状態」で働いているという。 配達員の報酬は、距離や天候、時間帯、祝日かどうかにかかわらず、1回につきわずか3ユーロ(約370円)。さらに、配達員らは「顧客が自発的に渡したチップも奪われ」、十分な仕事をしていない罰として、報酬の支払いを恣意(し