大騒動の末、森喜朗五輪・パラリンピック組織委員会会長が辞任を表明した。本誌・週刊ポストはこの辞任表明の直前、騒動の際に祖父を叱り、今回の件では「ショックで寝不足となり会社で倒れた」という森氏の孫娘と長女の2人に話を聞くことができた。以下、孫娘との一問一答だ。 ――孫娘として今回の件をどう思いますか? 「祖父の発言は本当に不適切だったと家族もみんな思っているんです。もちろん世の中にご迷惑をおかけしたとすごく反省はしています。が、会長である前に私たちの大事な家族なので体を大事にこれ以上無理せずにしてもらいたいです。自分たちの83歳の祖父であり父であるので」 ――家族から見て女性蔑視は感じたことはありますか? 「まったくそんなことはないです。女性だけの家族なので。本当にそんなことは自分たちにとってはなくて、女性のことも大切にしているっていうふうに思っています。私たち家族はまた別のところに住んでい
小池百合子知事 新会長問題もカタカナ…「ESGのSとGが問われている」 拡大 小池百合子東京都知事が12日、都庁で会見し、東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長の選出などについて問われ、「ESG。今回、特にSとGが問われている」と得意の英語をまじえて話した。 選出方法などについて問われ、小池知事は「さきほど長期戦略のなかでイーエスジーということで。全部大文字のESGについてもお話させていただきました」と表記についても補足。続けて小池知事は「Environment。環境ですね」と巻き舌で発音。「Social、社会。そしてGovernance(ガバナンス)ということで。今回、特にSとGが問われていて」と指摘。 「世界から大変注目を集めているのが、今後の会長職がどのように決まっていくのか。だれなのか。改めて申し上げますけどもこの間、東京2020大会を引っ張ってこられたのは森会長。これまでの積
仮想通貨トレーディングの極意を習得したとステファン・チン被告が豪語したのは、弱冠19歳の時だった。 数学の天才と自らを称するオーストラリア出身のチン被告は、若者に特有の自信もあり、2016年に大学を中退。「バージル・キャピタル」と同被告が呼ぶヘッジファンドをニューヨークに設立した。 チン被告は「Tenjin」という名称のアルゴリズムを開発したと、潜在的な顧客らにアピール。世界中の仮想通貨取引所をモニターし、価格変動を捉えることができる仕組みだという。設立から1年をわずかに過ぎた頃、同被告はファンドのリターンがプラス500%に上ったと説明。それを受けて、ファンドには新規の投資マネーが大量に流れ込んだ。 一気に莫大(ばくだい)な資産を得たチン被告は19年9月、ニューヨーク市の金融街に位置する64階建てマンションの一室を借りた。家賃は1カ月当たり2万3000ドル(現在の為替レートで約240万円)
米フロリダ州マイアミ市のスアレス市長は仮想通貨ビットコインによる公務員への給与支給や税金徴収を提案した。 マイアミ市の市政委員会で可決された決議によれば、スアレス市長は市職員に給与の全額もしくは一部をビットコインで受け取る選択肢を与えたい考え。また、不動産税や市の手数料についても、仮想通貨での全額ないし部分的支払いを市民に認めることも提案した。 同委員会は決議案を賛成4、反対1の票差で可決した。ただ、決議はこうした措置の実用性を研究することで一致したとするにとどめ、行動に移すことを示唆していた当初案の文言から弱められた。 スアレス市長は数カ月にわたりシリコンバレーの投資家やテクノロジー企業の誘致に取り組んでおり、ビットコイン採用はその計画の重要部分。市長は委員会で「 われわれは巨大な変化の入り口にいると思う。荒々しく騒々しく成長している産業だ。これが正しいシグナルを送ることになろう」と語っ
米フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は11日、インフレ率の一時的な「急加速」が予想されるとしても、「近く2%を上回るとは考えていない」と述べ、インフレが制御不能にはならないとの見通しを示した。 ハーカー総裁はCNBCとのインタビューで、「2%を超えて急上昇するようなことがあれば、じわじわと2%を上回る場合とは大いに異なる対応になるだろう」と語った。 同総裁は「計算上、経済の他のダイナミクス(力学)から見て、何カ月かのうちに若干の急加速が予想される」としながらも、「私は現時点でインフレの抑えが利かなくなるとはみていない」との認識を明らかにした。 ハーカー氏は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持たない。 原題:Fed’s Harker Doesn’t See Inflation Running Out of Control(抜粋)
ジャズピアニストや作曲家としてロックの要素を取り入れるなど、新たな分野を切り開いたチック・コリアさんが今月9日、がんのため亡くなりました。79歳でした。 チック・コリアさんは1941年にアメリカ・マサチューセッツ州で生まれ、1960年代にはスタン・ゲッツやハービー・マンなどの有名ジャズミュージシャンとの共演で知られるようになりました。 その後、ジャズトランペット奏者、マイルス・デイビスのバンドに加入して、フュージョンと呼ばれる音楽ジャンルの先駆けといわれる「イン・ア・サイレント・ウェイ」といった複数のアルバムの録音に参加しました。 この頃からジャズに電子楽器を積極的に取り入れ始め、1971年に結成したバンド「リターン・トゥ・フォーエヴァー」は「ジャズ・ロック」と呼ばれる音楽の中心的な存在として、ジャズやロックのアーティストに大きな影響を与えました。 その後も、作曲家やバンドリーダーとしてジ
明治学院大学経済学部長の佐々木百合教授は、ロイターのインタビューで、新型コロナウイルス対応オペや地方銀行の経営効率化支援策などで日銀が多用する付利について「影の金融政策になっている」と指摘した。写真は2016年9月、都内の日銀で撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai) [東京 12日 ロイター] - 明治学院大学経済学部長の佐々木百合教授は、ロイターのインタビューで、新型コロナウイルス対応オペや地方銀行の経営効率化支援策などで日銀が多用する付利について「影の金融政策になっている」と指摘。日銀当座預金の三層構造を規律なく日銀がコントロールしているとして、3月の政策点検で、日銀当座預金や付利のあり方についてルールを明確化すべきだと述べた。
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