ジョージア・ロシア間のカズベク/ベルフニーラルス国境検問所を通過してジョージアに入ったロシア人(2022年9月28日撮影)。(c)Vano SHLAMOV / AFP 【12月21日 AFP】ロシアのマクスト・シャダエフ(Maksut Shadayev)デジタル発展・通信・マスコミ相は20日、同国が2月24日にウクライナ侵攻を開始して以降、約10万人のIT技術者が国外に流出したと発表した。 侵攻開始以降、若者が大挙してロシアを離れた。特にIT業界やリモートワークが可能な職種で、頭脳流出が懸念されている。9月に予備役の部分的動員令が発動されると、国外脱出が再び活発化した。 ロシアの通信各社によると、シャダエフ氏は「IT企業の従業員の最大10%が出国したまま戻っていない。計約10万人のIT技術者が国外に滞在している」と述べた。出国したIT技術者の8割はロシア企業でリモートワークを続けているとい