イランの首都テヘランで金価格が過去最高値に上昇している。米国による経済制裁の再発動を前に、自国通貨の暴落と生活コストの急上昇に備えて、市民が安全資産としての金の買いだめに走っているからだ。
イランで金需要急増、米制裁再発動を前に
イランの首都テヘランで金価格が過去最高値に上昇している。米国による経済制裁の再発動を前に、自国通貨の暴落と生活コストの急上昇に備えて、市民が安全資産としての金の買いだめに走っているからだ。
米FRB、利上げの最終到着点はどこに？
1日の米連邦公開市場委員会（FOMC）政策声明は、連邦準備制度理事会（FRB）が9月に再び利上げに動き、さらに12月にも利上げするという市場の期待に背くような材料を何も示さなかった。
金融政策に口出すトランプ氏、百害あって一利なし
トランプ大統領就任以降、ほぼ全ての連邦機関が論争に見舞われる中、FRBは例外だった。だが金利を巡る発言でそれも損なわれるリスクが出てきた。
米シカゴ連銀総裁、今年計4回の利上げも視野に
【シカゴ】米シカゴ地区連銀のチャールズ・エバンズ総裁は、最近の減税や歳出拡大による成長押し上げと、物価上昇圧力が一段と安定したことにより、連邦準備制度理事会（FRB）の今年の利上げ回数が従来予想より多くなっても問題ないとの見方を示した。
通貨下支えにもがく新興国中銀、外貨準備取り崩し
主要新興国の中銀は通貨安の食い止めに苦戦し、約6兆ドル（約660兆円）に上る外貨準備を取り崩しつつある。
【社説】脅威はあれど「宇宙軍」必要なし
大半の米大統領であれば、宇宙空間の統制に関するイベントに出てもトップニュースになることはない。だがそこはドナルド・トランプ大統領だ。先月開かれたイベントで宇宙専門の新たな軍の創設を国防総省に命じると語り、話題をさらった。ただ、脅威についての認識は正しいとしても、この計画を発射台に載せる準備はできていない。
アルゼンチン、MSCI組み入れの是非が今後を左右か
アルゼンチンの通貨・国債の大幅な落ち込みは、ここ数カ月にわたり新興国に拡大した市場急落のきっかけとなった。今週は、アルゼンチンがこうした状況を脱することができるのかを占うイベントを控えており、投資家の注目が集まっている。
NYで納豆が人気の兆し？ 地元ブランドも登場
グルメ批評にキャリアの大半を割いてきたジャーナリストとして、筆者はありとあらゆる食べ物に挑戦することにある種のプライドを持っている。
米クラフトビール戦争、醸造所VS.流通業者
クラフトビールの一時の爆発的な勢いに陰りが見える中、小規模なビール醸造所は熱心な愛飲家を獲得するため、卸売業者やバー経営者と火花を散らしている。
揺らぐ新興国通貨、鍵握る「ドル高」
急速なドル高で新興国の中央銀行は自国通貨支援のため利下げ停止や金融引き締めにさえ動かざるを得ない状況となっており、新興国経済への圧力について投資家の懸念が強まっている。
中銀と市場、優れた融資判断を下すのはどちら？
スイスで6月10日、中銀だけに信用創造を認める「ソブリンマネー・イニシアチブ」の是非を問う国民投票が実施される。
好景気の日本、フィリップス曲線は死んだのか
日本ではフィリップス曲線の理論に反し、ボトルネックの悪化が賃金に及ぼす影響は限定的で、物価に至っては全く影響が出ていない。
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