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ブックマーク / semiprivate.cool.ne.jp (9)

  • 3ToheiLog: 第二種兼業妄想家の誕生

    第二種兼業妄想家の誕生 僕が言うのもなんだが、「クリエイター」などという、詳細不明な横文字言葉のせいで、職業と人生の方向性を見失う人も少なくないと聞く。カタカナというのは、問題の質を見失わせる傾向がある。しかも「創造」って何様のつもりだ? いっそ、「妄想家」という名前にするべきなのだろうと思う。 プロ妄想家。専業妄想家。 そのものズバリである。 定義しよう。プロ妄想家とは、自分の妄想を他人に伝染させて、他人の情動を激しく喚起しつつ、どさくさにまぎれて報酬を掠め取る人種だ。画家とか作家とか宗教家はこれに含まれるだろう。アントレプレナーとかビジネスコンサルタントとかいうカタカナ新宗教のほとんども、これに入れてしまって良いだろう。 はじめに妄想があった。妄想はサルを人間にした。 人間の活動で妄想によらないものは何一つ無かった。 疲弊の法則 とはいえ妄想だけなら、誰にでもできる。 だが、

    esbee
    esbee 2009/10/20
    もう一夜にして海底に沈んで『伝説の妄想国家ジパング』にでもなったらいい
  • 3ToheiLog: よしもとばなな対デスノート世代in居酒屋、または8月15日的な一億総マニュアル化の雑談

    よしもとばなな対デスノート世代in居酒屋、または8月15日的な一億総マニュアル化の雑談 「よしもとばななが居酒屋でムカついた問題」が波及して、色んな人間がムカついている模様。 だが、私の見たところ、どうも、「余裕のある団塊世代的なムカつき」と「余裕の無いデスノート世代のムカつき」に、おおきく分かれているようだ。 問題の状況 論争の元リンク: ・よしもとばななさんの「ある居酒屋での不快なできごと」【活字中毒R】 ・同エントリの【はてなブックマーク】 まあ話を要約すると、 ・居酒屋でこっそり知り合いのデザートワインで乾杯した。 ・お店の店員の人は見逃していてくれた。 ・堅物の店長がきて、店のマニュアルに反すると怒った。 ・よしもとばななは、居酒屋が人脈で維持されること知らねえのか、この店長は?と呆れた。 というお話。 で、ムカつく人間の間に派閥が生まれた。 A・この堅物の居酒

    esbee
    esbee 2009/08/15
    これはよいまとめ。この論議に関わらず、道徳と効率のせめぎあい論はこのエントリを基本として、ここからどう乗り越えるかを考えていけば質が高まるんでは/『言質を与えない交渉技術』あるあるwww
  • 3ToheiLog: モチベーション談義序章 『エリート』対『天才』

    モチベーション談義序章 『エリート』対『天才』 単行作業の後は、引越し作業の最中で精神的に世捨て人になっている私が久々に来ましたよ。…っていうか、一週間ほっぽりっぱなしってどうよ。こんな頻度じゃもう「ブログ」じゃないね。 いや失礼。以前、投げっぱなしにしていた「モチベーション」の話 西尾維新の『天才』から『凡人』へ さて、さて。 引越し最中にを片付けていると、ついつい開いてしまうのは、よくあるパターンですが、西尾維新センセイの「クビシメロマンチスト」とかを、先ほどパラリと開いてしまったのですよ。 Wikipedia 西尾維新 「戯言シリーズ」での西尾維新のセールスポイントといえば、自意識をメタジョーク化して、なお余りある生々しい青々しさ。「京都の二十歳」と謳われたキャッチコピーは、青臭さそのものズバリの核心を突いていたと思う。 自嘲的に誇張した自意識をむき出しにしたシェークスピア的

    esbee
    esbee 2008/10/25
    『ある意味、新興宗教というのはエリート自意識を満足させるためのサービス産業と考えてよいのだろう。その相場が安いのか高いのか分からないが。』
  • 3ToheiLog: デスノートの完成度は怖い

    デスノートの完成度は怖い 再び、デスノート。 いまさら何を、という感じですが、前回いい足りなかったことなので。 デスノートの何がヤバイって、あの小畑絵の完成度でしょう。 褒め言葉の「ヤバイ」じゃなくて、このままだとマンガ労働者が死に至るという意味で、ヤバイ。 昔の劇画なんて、勢いに載せて描きっぱなしの絵で良かったんだけどね。 手塚治虫〜石ノ森正太郎の絵とか、勢いに任せてガンガン描いている絵じゃあないですか。だから、この人たちは、アシスタントシステムもスクリーントーンもないのに、一月300ページとかの暴走が出来た。 だが、今のマンガ絵。 書くのに時間メチャクチャかかるんだよなあ…。 「AKIRA」「童夢」を初めとする大友マンガが、超えてはいけない一線を越えてしまったので、「マンガ家は絵が上手くないと」という圧力をかけてしまったという話があるけれど。 あれは、まあ、数年かけてじっくり

    esbee
    esbee 2008/02/27
    『「完成度の追求」って、何気なく死に至る病じゃないのかなあ?』/ヘタウマブームのような揺り返しもありうるだろうが
  • 3ToheiLog: アニメ業界が使い捨てにされない作戦はあるか?

    アニメ業界が使い捨てにされない作戦はあるか? 「高度に産業化したアニメは、赤字公共事業と区別できない、かも」にレ式さんから、重いコメントが来ました。 読者の注意を引くべき話だと思ったので、再度エントリを仕切り直して、触れておきたいと思います。 コメントから一部抜粋。 東映動画 労働争議 でぐぐってみては。 ・・・ それでも長年俳優の裏方と見られ蔑まれながらも我慢してきた声優がとうとう権利の確立を目指して動き出し、大規模なストライキも含めた抗議運動を92年に展開したのです。 ・・・ そして彼ら先頭にたって戦った者たちを含む80年代の声優達は、ほとんど全部アニメの主要舞台からパージされました。 ある時期以降、アニメの歴史を調べていたら異様な急展開があることに気付きます。 93年から94年以降、新規アニメにおける主役級声優の変遷で、いきなりアイドル型の声優が急増していることと、アニメの全

    esbee
    esbee 2007/10/18
    レ式氏:『今のアニメが萌えばかり、媚びてばかりというのは、買っている側の需要ばかりでなく、安く簡単にコントロールできる題材と盾突かない声優を持つ方がいいとした(背広組の)供給側の解決策』
  • 3ToheiLog: アダムスミスがアニメを保護してくれないのなら、田中角栄に保護してもらえばいいじゃない

    アダムスミスがアニメを保護してくれないのなら、田中角栄に保護してもらえばいいじゃない 前のエントリ「高度に産業化したアニメは、赤字公共事業と区別できない、かも」で「アニメを地方公共事業にしたら」とか書いたのだが、結構半分くらいはマジだった。 結構コメントも活発だったし、その追加説明をしておこうと思った。 題して 「アダムスミスがアニメを保護してくれないのなら、田中角栄に保護してもらえばいいじゃない!」 アニメータの生存力不足と、その天敵 まず、「なぜアニメ業界の賃金が、法外に安いのか?」 先のエントリのコメント欄でも色々と議論が出たのですが、大まかな点はそこで触れられていると思います。 ・手塚治虫のスタートがまずかった説  (歴史経緯) ・アニメータには団体交渉行動が出来ない説  (組織論) ・職人はわねど修行一途説  (自己満足で補填) ・「スキでやってるんだろ?で終わり」

    esbee
    esbee 2007/10/14
    『情報産業を日本中にいきわたらせようとしたら、一番食うに困っているアニメーション産業を地方交付税で分散するのが戦略的に良い気がするのだ。』あー確かに
  • 3ToheiLog: 短・中・長編マンガの終わり方

    短・中・長編マンガの終わり方 一昨日、ひさびさに「長編マンガの長さと、メディアミックス」というエントリ書いたら、文章構成が妙にGDGDでした。 何か書きたいこと並べてしまって、論理的に分かりづらかったせいで、「長編>短編」という長編至上主義意見なのかとコメントされてしまった、反省。 こういうときには、一つづつ行きましょう。 ■今日の論点1■ マンガと小説においては、長短編という概念が一つずれている。 マンガの短編(30p前後) → 小説のショートショート マンガ中編(一冊) → 小説の短編 マンガの長編(3〜6冊) → 小説1冊 マンガのシリーズもの → キャラクタ小説・大河小説 というわけ そして、 ■今日の論点:展開■ それぞれの長さによって、「結び方」が違う。 つまり、「理想的な終え方」の方法論が、それぞれの物語スタイルで違うんじゃないか、と。 短編の結び方 ■ 短編

    esbee
    esbee 2007/09/10
    『人気長編マンガの世界では、「波乱万丈な非日常」の側面がある一方で、「心地よい日常」も提供しなければならない。(中略)パターンを見ているだけで、気持ちよく出来るようにしてしまえば、洗脳完了。』
  • 3ToheiLog: 長編マンガの長さと、メディアミックス

    長編マンガの長さと、メディアミックス 長期連載マンガの終わり方について、いろんなところでボチボチとブログが書かれていた。 ロリータハッピーウィングな日々「長期連載は手段ではなく、目的なので」 島国大和のド畜生「連載漫画家は、話を引っ張るのが上手いけど、終わらせるのはヘタだよな。」 ふぬけ共和国blog「マンガの長期連載について思うこと」 まあ、一理あるとも思うのだけれど、そもそも「長いマンガ」の感覚が、一般人と、私のような「物語中毒患者」とでは、ズレてきているような気がした。 【一般人】 (マンガ一冊=短編小説) 一般人の感覚では、「マンガ1冊」というのが、十分長いものと感じるらしい。 【マンガ好き】 (マンガ数冊=長編小説) 多くの「マンガ読み」では、マンガ10巻(3000ページ弱くらい)で終了、というのが世間のマンガ読みが考える、長編マンガのベストラインらしい。 【マンガ中毒患者

  • 3ToheiLog: 絶望先生で可符香の精神状態が何気に好転している理由

    絶望先生で可符香の精神状態が何気に好転している理由 一部で大好評放映中の「さよなら絶望先生」。 この話で、絶望先生のネガティブと双璧をなすキャラとして創出されたフシギ系ヒロインの少女 「風浦可符香(P.N.)」。 名が隠されているので、対デスノート戦でもばっちりです。 「躁病の患者は、の間は行動力がないので、躁になったときに自殺するリスクが一気に上がる」 という身も蓋もない話があります。そんな 「さわやかに前向きに世界滅亡を目指してがんばろう!」 型のテンションを持った前向きに壊滅的ポジティブシンキング。 いいですよね、可符香。 ところで、私の見るところ彼女の精神状態は、連載当初の不安定状況から何気に好転してきているようです。 今日はこの点について感想など。 在りし日の可符香と先生 初期の風浦可符香は、絶望的な環境から精神を逃がすように、現実逃避系ポジティブシンキング発言を

    esbee
    esbee 2007/07/30
    おもしろいwww引用『そういう「自分の言葉が世界に変化を与える」という行為によって、話している患者は、他人とコミュニケーションで繋がる感覚を取り戻していくのだと。』
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