支持率低下に苦しむ安倍総理が踏み切った内閣改造。大臣経験者の再登板が目立つ安定感重視の形となりました。その裏で涙をのんだのが大臣適齢期とされながらいまだお呼びがかからない「待機組」の議員たち。今回、いよいよ入閣かと噂され電話を待っていたある議員に密着しました。 大阪15区選出の自民党・竹本直一衆議院議員(76)。当選7回を数える岸田派のベテラン議員ですが、いまだ大臣経験がない「入閣待機組」です。新聞記事にも自身の名前が… Q.当選7回は重いですよね? 「それは重いですよ、しかも僕は大阪ですから、選挙が厳しいところですから」(自民党 竹本直一衆院議員) Q.入閣したい思いはある? 「僕がしたいというより、選挙区でね、地元で『もういい加減に』と言われたりするし。『いつやるねん』と言われたり」 官僚出身で初当選は21年前。小泉政権で財務副大臣を務めましたが、2009年に自民党が野党に