インド西部マハラシュトラ州ナグプールで、検視に付される「T1」の死骸(2018年11月3日撮影)。(c)AFP 【11月6日 AFP】インド西部マハラシュトラ(Maharashtra)州で射殺された雌の「人食いトラ」をめぐり、同国の閣僚が同じ政党に所属する政治家を、「身の毛のよだつ」トラ殺しを命じたとして非難し、法的手段に訴える構えをみせている。 これまで10人超を殺害してきたとされるトラは、ここ数十年では同国で最大級の注目を集めた数か月にわたる捜索の末、2日夜にマハラシュトラ州の森林で射殺された。 だがトラの射殺をめぐって直ちに論争が起き、非倫理的で違法なものだったとの声も上がっている。 同国のナレンドラ・モディ(Narendra Modi)政権の閣僚で、筋金入りの動物保護活動家であるマネカ・ガンジー(Maneka Gandhi)女性・児童育成相は、マハラシュトラ州の森林相がトラを殺すた