茨城県城里町の上遠野(かとうの)修町長(42)が4月下旬、町内の高齢者に先駆け、新型コロナウイルスのワクチンを接種していたことが明らかになった。上遠野町長は13日に記者会見を開き、「接種は(町の)保健センターで行われるため、その開設者である私も医療従事者。キャンセルが発生し、廃棄を避けるため接種した」と説明した。 【図解でおさらい】ワクチン、いつ打てる? ◇「私も医療従事者」 上遠野町長ら町の説明によると、接種を受けたのは町長をはじめ副町長、教育長、町職員の計29人。町長は4月28日、町内の医療従事者向けのワクチン接種でキャンセルが発生したため接種を受けたという。町長は「町内でのワクチン接種は保健センターなどで行われ、ここは医療機関に当たるため開設者の私も医療従事者となった」と強調し、「ワクチンの廃棄を避け、接種事業を停滞させないため接種した。現場で指示を出しており、感染することは予防しな
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