ブックマーク / sorae.info (6)

  • 直径約13億光年の巨大構造物「ビッグ・リング」を発見 宇宙原理に反する構造か

    私たちの宇宙について、広い目線で見れば天体や物質の分布が均質であるという「宇宙原理」が広く信じられています。しかし近年の観測では、宇宙原理に反すると思われる巨大構造物(宇宙の大規模構造)がいくつも見つかっています。 セントラル・ランカシャー大学のAlexia Lopez氏は、地球から約92億光年離れた位置(※)に、直径が約13億光年にも達する巨大構造物「ビッグ・リング(Big Ring)」を発見したと、アメリカ天文学会(AAS)の第243回会合の記者会見で発表しました。Lopez氏は2021年にも同様の巨大構造物である「ジャイアント・アーク(Giant Arc)」を発見していますが、両者は非常に近い位置と距離にあります。これは宇宙原理に疑問を呈する発見です。 ※…この記事における天体の距離は、光が進んだ宇宙空間が、宇宙の膨張によって引き延ばされたことを考慮した「共動距離」での値です。これに

    直径約13億光年の巨大構造物「ビッグ・リング」を発見 宇宙原理に反する構造か
    estragon
    estragon 2024/01/31
    “たまたま巨大な環状構造を作る確率は約0.00002%(5.2σ)であるため、ビッグ・リングは偶然の産物ではなく何らかの意味を持つ構造である可能性が極めて高いと考えられます”
  • ファルコン9がソニックブームを発生させながら地上に落下

    スペースXの「ファルコン9」ロケットの第1段が大気圏を落下する様子の画像が公開されました。 今回のファルコン9は、7月25日に「ドラゴン」補給船を国際宇宙ステーション(ISS)へと打ち上げたものです。そして、ロケット第1段は地上への着陸を実施しました。 このファルコン9は5月にすでにドラゴン補給船を打ち上げており、今回は再使用品となる2回目の打ち上げでした。なお、ドラゴン補給船は2015年、2017年と2回打ち上げられており、今回が3回目のミッションとなります。 スペースXはロケットの再使用をすすめることで、その打ち上げコストの削減を狙っています。また同じアイディアは、アマゾンのジェフ・ベゾスが率いるブルー・オリジンの宇宙船「ニュー・シェパード」でも取り入れられています。 Image: Elon Musk ■Watch a SpaceX Rocket Generate 2 Sonic Bo

    ファルコン9がソニックブームを発生させながら地上に落下
    estragon
    estragon 2019/08/02
  • はやぶさ2、リュウグウを高度わずか1kmから撮影

    JAXA(宇宙航空研究開発機構)の小惑星探査機「はやぶさ2」は、観測対象となる「リュウグウ」を高度わずか1kmから撮影しています。 はやぶさ2は8月6日から、リュウグウの重力を計測するために3回目の降下運用を実施。一時的に自由落下状態となり、8月7日には最低高度となる851mにまで接近しています。そして高度1kmにて、光学航法カメラ(ONC-T)でリュウグウを撮影したのです。 以前にも発表されていましたが、リュウグウの表面は凸凹しており、また大きな岩が数多く存在していることがわかります。このような観測結果は、はやぶさ2の着陸地点の選定などに役立つはずです。 Image Credit: JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研 ■高度1kmから撮影したリュウグウ http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/201

    はやぶさ2、リュウグウを高度わずか1kmから撮影
    estragon
    estragon 2018/08/08
  • 「MOMO2号機」4秒後に推力失う 稲川社長はロケット問題解決と前進を宣言

    インターステラテクノロジズの稲川社長は2018年6月30日、記者会見にて打ち上げの失敗した「MOMO2号機」について現段階で判明している情報を公開しました。 打ち上げについては、T(打ち上げ時刻)から4秒後に推力が失われたことが確認されています。まず打ち上げから1秒後に燃焼圧力が一時的に低下し、再び復帰。この現象の理由については判明していません。また5秒後には、ホットガススラスタの圧力の低下も確認されました。 2号機では機体の構造強化やロール制御方式が変更されましたが、これは今回の失敗に直接的な影響を与えなかったことが考えられます。一方、テレメトリのデータは送信され続け、電子系に異常はなかったとみられます。今後は外部の有識者が参加して、ロケットの問題解析をすすめたいと表明されました。 また、3号機の計画についてはなにも決めていないとのこと。しかしインターステラテクノロジズとしては問題を解決

    「MOMO2号機」4秒後に推力失う 稲川社長はロケット問題解決と前進を宣言
    estragon
    estragon 2018/07/03
    頑張ってほしい
  • スペースX、再使用ファルコン9とドラゴン補給船でISSミッション成功

    スペースXは2018年6月29日(現地時間)、「ファルコン9」ロケットをフロリダのケープカナベラル空軍基地から打ち上げました。ロケットに搭載されていた「ドラゴン補給船」は国際宇宙ステーションへと到着し、補給ミッションは成功しています。 今回打ち上げられたファルコン9とドラゴン補給船は、どちらも再使用品となります。バージョン「ブロック4」となるファルコン9では着陸は実施されず、このファルコン9 ブロック4での打ち上げはこれが最後となります。 そしてドラゴン補給船には1757kgの荷物が搭載され、その中には新型の宇宙ドローン「CIMON」も含まれます。重量5kgのCIMONはAI人工知能)を搭載し、周囲を認識し会話することで宇宙飛行士の手助けをする予定です。 Image Credit: スペースX ■SpaceX Launches Used Dragon Cargo Ship to Spac

    スペースX、再使用ファルコン9とドラゴン補給船でISSミッション成功
    estragon
    estragon 2018/07/03
  • 中国モジュール「天宮1号」南太平洋上空で突入 大部分が燃え尽きる

    ここ数日世間を大いに賑わせていた中国の軌道実験モジュール「天宮1号」ですが、2018年4月2日9時15分(日時間)に南太平洋中部の上空にて大気圏に突入したことが、中国当局より発表されました。なお、天宮1号の大部分は燃え尽きたとされています。 2011年9月に打ち上げられた全長約11メートル、直径は3.3メートル、重量8500キログラムの天宮1号はコントロールを失っており、3月末から4月初頭にかけて北緯43度から南緯43度の間で大気圏に突入することが予測されていました。なお、当初より人的被害が発生する可能性は極めて小さいことも予測されています。 現時点では天宮1号の落下について、具体的な被害などは報告されていません。 Image Credit:CMSE/China Manned Space Engineering Office ■China's Tiangong-1 space lab p

    中国モジュール「天宮1号」南太平洋上空で突入 大部分が燃え尽きる
    estragon
    estragon 2018/04/02
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