前回に続き、長年にわたってアカデミズムと実務の世界で調査に携われた梶山皓氏と、データ解析からブランドまで幅広くマーケティングの世界を主導してこられた片平秀貴氏に、リサーチの世界の大きな流れとそこに生まれている問題点や課題をご指摘いただくとともに、 調査とは一体何なのか、その原点を探りながら、今後のマーケティング活動における調査の思想、位置づけ等についてお話しいただいた。 調査の基本とは何か 片平:実はマーケティングリサーチというか、市場調査のカバレッジの中には、新しい仕組みや新しいベネフィットを発見したとき、その正しさやそこから出たおもしろい仮説をもう一度確かめてみるという役割があると思います。 統計調査と人間行動へのアプローチは全然違いますが、研究者や実務家にとって大切なことは、働きかけようとする対象への関心というか、感動というか、そのあたりの真面目さではないでしょうか。 梶山:今、理論
2011年の出来事 2011年の年の瀬、12月22日木曜日、三連休の前日。 ウェブクルーでは13期第1Qの締め会が開催され、社員たちが互いに1年間の労をねぎらっていた。しかし私は、一年間の肩の荷を降ろせずにいた。 同年7月にウェブクルーに入社した私は、SEOという武器を掲げ、社内で自分の居場所を確立すべく奔走していた。求められている任務は、もちろん「SEOによる事業貢献」である。 入社当時のSEO状況はと言えば、「自動車保険」という検索ワードでは2ページ目に表示されていたものの、「引越し」「車買取」といったビッグワードは、常に検索結果の上位にランクインしており安泰に思われていた。実は、この頃にはGoogleの魔の手が押し寄せてきていたのだが…。 第一の悲劇 あれは、忘れもしない2011年11月18日金曜日のことだった。夕方ごろ、ある女性社員が私の机の傍にそっと寄ってきて、こう囁いた。 「車
ミュージシャンのPhewと漫画家・イラストレーターの小林エリカによる共同プロジェクト「Project UNDARK」に、トラック制作担当としてディーター・メビウス(Cluster)を迎えたコラボレーション作品。 Phewと小林エリカによるテキストを、二人に加えてアチコ(On Button Down、石橋英子×アチコ), 後藤まりこ, 飴屋くるみ, コロスケらが声で演じたドラマチックな音楽。ミックスは長嶌寛幸、マスタリングは中村宗一郎 1. Radium Girls 2. Evelyn イヴリ 3. Tracy トレイシー 4. Marie マリ 5. Helena ヘレナ 6. Anna アンナ 7. Manhattan Project マンハッタン計画 8. Little Boy and Fat Man リトルボーイとファットマン 9. Katherine キャサリン 10. Argon
- 今週の本棚:池内紀・評 『放射能−キュリー夫妻の愛と業績の予期せぬ影響』/『光の子ども 1』 毎日新聞 2014年01月19日 東京朝刊 ◆池内紀(おさむ)評 ◆『放射能−キュリー夫妻の愛と業績の予期せぬ影響』=ローレン・レドニス著、徳永旻訳 (国書刊行会・5880円) ◆『光の子ども 1』=小林エリカ・著 (リトルモア・1470円) ◇「目に見えないもの」の誕生と災厄の歴史 放射能は目に見えない。それはキュリー夫妻の発見と命名に始まる。二十世紀初頭の科学進歩の成果として、大いなる福音ともなれば、とどめようのない災禍をもたらした。目に見えないものの歴史を、目に見えるように語ることはできないか。 たのしい偶然だが、アメリカと日本でほぼ同時に、若い女性が厄介な課題にとりくみ、みごとにやってのけた。ともに語りの才と画才があって、それを強力な武器とした。すこぶる個性的な二冊の画文集が、とびきり
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