1月15日(ブルームバーグ):著名投資家ジョージ・ソロス氏の投資アドバイザーを務めた経歴を持つフジマキ・ジャパン代表取締役の藤巻健史氏は、安倍晋三政権の財政拡張政策により、年内にも日本の財政が破綻する可能性があるとの見方を示した。 藤巻氏は11日、ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、「安倍首相が円安政策の重要性に気付いたことは正しく評価できる。一方、公的債務残高が膨らむ中で大型の財政出動はとんでもない。長期金利が上昇する可能性があり、非常に危険なばくち」と述べた。 また、「10数年前にアベノミクスをやっていれば、日本経済は回復しただろう。しかし、累積債務残高が1000兆円程度までたまった中で、財政支出拡大と円安政策を進めれば、調整が早まる」と説明。「今年中にガラガラポンとなる可能性もある」とし、日本経済が崩壊し、振り出しに戻る時期が早まるとの見方を示した。 長期金利は昨年12月6日
その日にに分かる本格派政治解説 火~金は午前7時前に更新。別に野鳥専門サイトがあります。http://izuminomori.blog.so-net.ne.jp/ ◎ “劇薬”アベノミクスの壮大なる賭け 参院選まではプチバブルが継続する アベノミクスが3年半ぶりに開かれた経済財政諮問会議を機に本格的なスタートを切った。日本経済はデフレ脱却を目指した“最終決戦”に突入する。タブーの国債増発をあえて断行して財政出動に踏み切り、即効性のある公共事業と金融緩和で景気の底上げを図る。世界の経済史上まれに見る大胆な不況脱出戦略であり、欧米諸国は“壮大なる実験”として注目している。成功すれば欧州連合(EU)の不況脱却の“教材”となるという見方も強い。しかしアベノミクスは大きな“賭け”であり、一挙に奈落へと落ちかねない危険を常に内包していることを見逃してはなるまい。 当面の焦点は、現在のアベノミクスバブル
[東京 17日 ロイター] 衆議院選挙で自民党と公明党が300議席超を獲得、安倍晋三自民党総裁を中心とする自公政権の経済・金融政策が実行に移されることになる。金融市場で「アベノミクス」と呼ばれる政策の中心は、2%のインフレターゲットと日銀法改正も視野に入れた大胆な金融緩和政策、国土強靭化計画による公共投資拡大などの財政政策だ。こうした政策に、選挙期間中は円安、株高で反応した市場だが、行き過ぎた緩和策は市場の信認を失うリスクを伴い、国債発行による公共投資拡大は財政再建の道を危うくする可能性もはらむ。 12月17日、衆議院選挙で自民党と公明党が300議席超を獲得し、安倍晋三自民党総裁を中心とする自公政権の経済・金融政策が実行に移されることに。16日に都内の自民党本部で撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao) <金融・財政政策を動員、新たな物価目標設定へ> 安倍自民党総裁は、政権交
【ロンドン坂井隆之】大胆な金融緩和や財政出動で景気底上げを図る安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」が、ノーベル経済学賞受賞者からも評価されている。著名な経済学者のお墨付きを得たことで、首相は一段と自信を深めそうだが、アベノミクスへの期待感が支えになっている円安や株高の持続性には疑問の声もある。 08年のノーベル経済学賞受賞者で、コラムニストとしても知られる米プリンストン大のクルーグマン教授は11日付ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)のブログで、安倍首相が目指す経済政策について「深く考えてやっているわけではないだろうが、結果的に完全に正しい」と“評価”した。 同氏はかねて、不況脱却のためには大胆な財政・金融政策が必要だと主張。安倍政権が打ち出した20兆円規模の緊急経済対策や、日銀に対する強硬な金融緩和の要求に対し、「(財政破綻のリスクなどを強調する)堅物過ぎる理論にとらわれて他のどの先
甘利明経済再生担当相は14日、TBSテレビの番組で、1ドル=89円台にまで下落した円相場について「良い方向へ向かっている。かなり良いところまで来ている」と評価した。同時に「3桁を過ぎていくと輸入価格の上昇が国民生活にのし掛かってくる。うまくハンドリングしなければならない」とも指摘し、円相場は1ドル=100円未満が適正な水準との認識を示唆した。 甘利再生相はまた、番組出演後に記者団に、日銀の次期総裁人事をめぐり安倍晋三首相が15日に行う金融専門家らとの協議に関し、「人事は首相が決める。会合で具体的に誰が良い、彼が良いとやることはない」と説明。会合に自らも出席する意向を示した。
安倍首相は11日午前、同日閣議決定した事業規模で20兆円超の緊急経済対策について、記者会見を開いた。 安倍首相は「従来とは次元の違うレベル」と述べ、緊急経済対策により、実質GDP(国内総生産)は2%程度押し上げられ、60万人の雇用を創出するとした。
安倍晋三首相(左)を迎える橋下徹大阪市長(中央)、松井一郎大阪府知事=11日午後0時42分、大阪市中央区、水野義則撮影 安倍晋三首相は11日午後、日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長、幹事長の松井一郎大阪府知事と大阪市内で会談した。首相就任後、両氏と会談するのは初めて。首相は会談の冒頭で「東京と大阪は日本の成長のエンジンだ」と述べ、経済成長を促すため規制緩和に取り組む考えを示した。 関西の経済情勢について意見交換したほか、首相は2012年度補正予算案の早期成立への協力を要請。会談後、松井氏は記者団に「野党的発想で何でも反対することはしない」と述べ、協力する考えを示唆した。 会談に先立ち、首相は11日午前の記者会見で「補正予算を早期に通過させるのが景気や経済発展に極めて重要だと話し、協力もお願いしていきたい」と表明した。参院選に向け、維新を含めた野党共闘の動きもあるが、首相は「自民、公明
いつも朝日新聞デジタルをご利用いただきましてありがとうございます。 朝日新聞デジタルでは、以下のページについて配信を終了させていただきます。 配信終了後は、これまでに配信した記事もご覧いただくことができなくなります。 【配信を終了するページ】 ■ロイターニュース 2023年2月26日(日)配信終了 ・経済 https://www.asahi.com/business/reuters/ ・国際 https://www.asahi.com/international/reuters/ ・芸能 https://www.asahi.com/culture/reuters/ ・マーケット・サマリー(東京、NY、欧州) https://www.asahi.com/business/stock/market-summary/ ■東洋経済兜町特捜班 2023年3月26日(日)配信終了 https://ww
■参院選、野党協力断つ/改憲など、部分連合も 菅義偉官房長官は9日の記者会見で、安倍晋三首相が11日に大阪を訪れ、日本維新の会の橋下徹代表代行(大阪市長)や松井一郎幹事長(大阪府知事)と会談すると発表した。首相就任後初の会談を通じ、国会審議で維新側に協力を要請、政策ごとの連携を打診するとみられる。夏の参院選をにらんだ野党共闘の分断に加え、自民、維新双方の主張が重なる憲法改正への布石との思惑も垣間見える。(岡田浩明) 【フォト】 安倍首相、永田町ジンクスを突破できるか「ひらがな2文字は短命」 ◆互いの主張近く 首相は大阪、神戸両市などの訪問に合わせて3者会談を呼びかけた。菅氏は「首相が地方に行く際には訪問先の知事らに声をかけている。従来の慣例で声をかけた」と説明した。 だが、首相は就任後、野党第一党、民主党の海江田万里代表、維新の石原慎太郎代表ともに挨拶程度しかしていない。首相と橋
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