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ブックマーク / lifehacking.jp (10)

  • 一流の研究者の「長所は短所で、短所は長所」

    「ああ、あの研究者ですか。彼は有能です! アメリカの高校でも大学でも A 以外の成績をとったことはないでしょう! そしてプロになっても○○を任せたら右に出る人はいませんな!」 伝説の研究者の先生と話していて、ときどきつらくなってしまうのは、先生とその周囲の一線の研究者たちがどんなに優秀かという話が繰り返し出てくるときです。 先生はもちろん日で一番有名な国立大学を卒業されていますし、周囲の人たちは、プリンストン、イェール、ハーバードからやってきたり、全米の有名州立大学から集められたプロ集団です。 過去50年にわたる武勇伝を何度も繰り返し楽しそうに先生は語られるのですが、そのなかに登場する人々はそれこそ一流中の一流で、非の打ち所のない学歴の人ばかりです。そうした人たちが頭をしぼり、知恵を絞って新しい領域を切り開いてきた話を拝聴していると、自分なんて取るに足らない人間なのではないかと、自信がな

    一流の研究者の「長所は短所で、短所は長所」
  • 卒論執筆を加速させるツールとしての Evernote | Lifehacking.jp

    渡部昇一さんの知的生活の方法 (講談社現代新書 436) に忘れがたいエピソードがあります。著者がドイツで研究をしていた折、指導してくださっていた先生からカード方式で情報をまとめて、思考を整理することをすすめられたというくだりです。 そのようなとき、また先生のお宅に夕に招かれた。夕前には論文の進み具合についての訊問があったが、私がまだもたもたしていることに気づかれた先生は、「一つ君に提案しようか」(Darf ich lhnen einen Vorschlag machen?) といわれて、カード方式をすすめられたのである。このときの Vorschlag (提案)という単語の発音が今でも印象深い。 いまでも、断片化して収拾がつかない思考をカード方式でまとめることには意義があります。PoIC などはこの冠たる例ですし、私もいまも引き出しに数千枚のカードを常備しています(買いすぎ…)。 でも

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  • 卒論を書いた学生が入社までにすべきこととは?

    某 N 大で働く私ですが、今年も卒論、修論にがんばってきた学生さんたちが、まとめにかかっています。先日の論文提出日には、おおぜいの学生さんと、手伝っている先輩たちが廊下を走ってコピー機に向かう姿が見られました。 当におつかれさまでした。これだけ首尾一貫したものを制作したのは初めてという人も多いでしょう。内容は関係ありません。これだけのものが「できた」ということ自体が賞賛に値します。おめでとう。 でもこれでいきなり暇になって、日常から急に張りつめていた空気が抜けてしまい、「次になにをすればいいのだろう?」と考える人もいるかもしれません。以前、「世の中甘くないぞ! 社会に出る前に学んでおくべき12のこと」でまとめたような、ボスとの話し方や、会話術を練っておいた方がよいのでしょうか? 入社してから同期の人たちを抜いてスキルアップするために資格試験の勉強などを始めた方がいいのでしょうか? 生き延

    卒論を書いた学生が入社までにすべきこととは?
    etopirika5
    etopirika5 2008/02/08
    生き延びる力、つまりサバイバル力をつける、という話
  • 人のライフハックを笑うな | Lifehacking.jp

    いや、私は笑われてもかまわないのですが(笑)、今日は一つの誤解について書きたいと思います。長くなりますが、書かずにはいられないことです。 こうしたブログを書いていると、著者はまるで仕事がばりばりとできる、生活の隅々までもが最適化された人のように思われてしまうかもしれませんが、実際はまったく逆だということを思い知ることがよくあります。それが今日という一日でした。 この2ヶ月あまり、私は一つの締め切りに追われていました。昨年の中国出張以来、ずっと書いている論文の締め切りが迫っていたのです。それまで書いてきた ジャンルとはまったく違うものに挑戦していましたので、手間はいつもの数倍かかっていました。推理作家が歴史小説を書くような苦労といったらいいでしょうか、とにかく勝手がつかめない状態が続いていたわけです。 その締め切りが今日に迫り、なんとかグリニッジ時間で締め切り時間までに論文を投稿できるか、で

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  • ワーカホリックとは頭脳の牢獄。脱出する術は...。

    5 Boundary-Setting Tips for the Work Obsessed | The blog of Author Tim Ferriss 存在するすべての時間を仕事に投入している人、まわりにいませんか? 生産性が上がっているかとか、それだけ利益を上げているかといったことに関係なく、時間だけは投入している人。 誰にも止められないくらいの情熱で仕事にうちこむのは良いですが、逆に必要がないところに仕事を生み出してもう止められない、「仕事がやめられない」という状態も考えものです。時間を生み出せなければ、成長もないからです。 時間さえあればすべてを仕事か、雑用にかけている人を時折みると、映画「マトリックス」(最初のやつですね)の登場人物モーフィアスの台詞を思い出します。「お前は奴隷なのだ。お前は他の皆と同じく、束縛された世界に生まれ落ちてきた。見る事も、触る事もできない牢獄に。そ

    ワーカホリックとは頭脳の牢獄。脱出する術は...。
  • 研究テーマを探している学生のときに考えた事 | Lifehacking.jp

    「どうしたら研究ができるようになるのか?」 身近な話で恐縮ですが、大学には研究者の卵である学生もおおぜいいて、数多くの悩みや、疑問や、文句を日々いろんなところから聞きますが、突き詰めればそれはこの質問に集約されます。 「研究」「リサーチ」を始めるときは、どこか小説を書く作業に似ていて、いつ終わるともしれない千里の旅の一歩を踏み出すような当ての無さがあります。わくわくもしますが、間違いやすく、不安な一瞬でもあります。 なので、「何を研究すればいいのかわからない」「どこから始めればいいのかわからない」「すべてが手を付けられている気がする」 という怨嗟の声がよく聞こえてくる訳です。自分も普通の人の倍近い時間をかけて博士号をとったので、これはよく自問自答していました。 いまでは自分なりの研究テーマの探し方が確立できましたが、こうした戦略は身に付く前は地道ですが次のような方法で興味の対象を絞るという

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    etopirika5
    etopirika5 2008/01/23
    キーワードを5つ程度自覚し,キーワード数ごとに10~20の論文を読み,論文ごとにまとめてみる」→「それらをひとつの物語として体系化する」
  • 一流の研究者の集中力(2)超シングルタスクのすすめ | Lifehacking.jp

    一流の研究者とルームメイトになって二週間、私の仕事の能率はなんと通常の2倍に上がりました。 いえ、仕事を倍こなす秘密を教えてもらったわけではありません。この先生、ものすごくおしゃべりが好きなので、一日の半分は議論の相手をしているのです。朝やってくるとまず2時間ほどの議論。昼くらいにもう1時間。夕方にもう1時間で、私の仕事時間はざっくりと半分になってしまっています。でもまあ、やればなんとかなるもので、いつもと同じ仕事量を半分の時間でなんとかやっつけています。ものすごく疲れていますけど…. そんなある日の会話。 先生:「それでね、一口に地球温暖化といっても Signal to Noise ratio の問題がありましてな…」 私: 「自然変動とどちらが大きいかって話ですよね」 先生:「Or course. And you see…. (以下英語がだーっと) ……Right?」 私: 「!!!…

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  • だれもが一度はやる? GTD の7つの失敗例 | Lifehacking.jp

    A Roadmap to Spectacular GTD Failure | The Craning Widget Blog GTD のワークフローは覚えるだけだったら3分もあれば十分ですが、身につくまでは3年でも足りないのではないかといつも思います。さまざまな場面に落とし穴があって、習慣付けを困難にしているからです。 The Cranking Widget Blog に、7つのありがちな GTD の失敗の原因が書かれていて「ああ、こういうことあるある」と思わず頷いてしまいました。その7つとは: ウィークリーレビューを定時にやらない タスクやプロジェクトの名前をあいまいにする プロジェクトの終了条件がはっきりとしていない GTD を仕事だけでやり、家にはもちこまない ファイリングシステムが整理できていない ペンと紙を持ち歩かない メールの「受信箱」を ToDo リストのように使う このうち

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  • プレゼン中の「えー」とか「そのー」を無くす荒療治

    明日は久しぶりに 45 分も時間をいただいてプレゼンテーションを行います。英語と日語のどちらでもいいのですが、外国人のリスナーも少なからずいますので、せっかくだから英語でやってみようかと思います。英語を話すのはそれほど得意ではないので、45分のプレゼンは挑戦です。 プレゼンをするのはさすがに慣れてきたものの、それでもなかなか根絶できないのが文の切れ目に入ってくる「あー」、「えー」、「そのー」などの雑音です。プレゼン慣れしている人でもよくいるのですが、 「えー、こちらの図が、えー、今回得られた結果でして、そのー、このあたりにですねー」 という口調は聞いている側としても、一度気になり始めると非常にうっとうしくなってきます。困るのは、こうした言葉のは自分ではほとんど意識せずに出てくるという点です。自分ではよどみなくしゃべっているつもりで、実はこうした言葉が混じっているのですね。 こうした雑音も

    プレゼン中の「えー」とか「そのー」を無くす荒療治
  • あなたが「成功」できていない10の理由 | Lifehacking.jp

    10 Reasons You Aren’t Achieving Success | Lifehack.org 私は「成功者」ではありません。私ほど理解が遅く、物事を遠回りしている行っている人間もいないのではないかと自分では考えています。だからこそ、こんなブログを立ち上げてまでも、自分を変えたいと切実に願っています。 たとえば、私は研究をする上でのツールもやたらとそろえて、研究で使うプログラミングの技術もそこそこありましたし、加えて英語が達者でしたので、教授も周囲の人も私がさっさと英語論文を書きまくるだろうと考えていたようです。実際には、最初の論文を書くために普通の人の2倍の年月がかかりました。 たった4ページの論文に七転八倒し、それを投稿したときでさえ、私はそれが受理されると自分で信じてはいませんでした。運良くその論文が受理されたとき、私は力が抜けて椅子にへたり込み「なんだ…自分は論文が書

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