河野議員のおかげで「枠がない」と話題の新様式(平成30年度科学研究費助成事業の研究計画調書について)だが,実際のところ中身の書く順序も大幅に入れ替わっている。 新様式の若手研究と,旧様式の若手B(s1-1-13)を比較してみたのが以下の表である(クリックすると大きくなります)。 新様式は暫定版なので,今後変更の可能性があることに留意されたい。 従来は「研究の目的(2ページ)」「研究計画・方法(2ページ)」その他細々,だったところが,「研究目的,研究方法など(3ページ)」「本研究の着想に至った経緯(1ページ)」に変更になっており,中身の細項目も順序がいろいろと変わっている。 最初にリサーチクエスチョンを書きなさい,という指摘はその通りだと思うし,既存研究のレビューを長々と書かせないために,着想に至った経緯を後ろに回して1ページの制約をつけたりしたのは,だめな研究計画を書かせないようにする親心
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