2014年に公開された壮大なSF超大作『インターステラー』。世界的に高い評価を受けて大ヒット作となったものの、相対性理論だの、量子力学だの、特異点だの、物理学に馴染みのない一般ピーポーには難解な内容であったことも事実。 鑑賞して感動はしたけど、細かいディティールはよく分からなかった、という方も多いのでは? という訳で本稿では、映画『インターステラー』をネタバレ解説! 作品が難解になってしまった理由、隠されたキリスト教的モチーフ、そして映画のテーマを深掘り考察します。 映画『インターステラー』あらすじ 異常気象によって人類滅亡の危機が訪れている近未来。元宇宙飛行士で現在はトウモロコシ農場を営んでいるクーパー(マシュー・マコノヒー)は、NASAの要請に応じてラザロ計画に参加することになる。その計画とは、土星付近に発生したワームホールを通り抜けて、新しい惑星へ人類を移住させるというプロジェクトだ
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