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ブックマーク / www.enpitu.ne.jp (7)

  • ぼんのう

    珍しく早めに帰宅する日が楽しみである。 普段観ることのできないテレビ番組を観る事ができるから…かな? 「トリビア」なんか半年に一回、観る事ができたらラッキーである。 ちなみに最近の気に入りは「テレビの力」…当初は確か、視聴者からの情報提供でどーのこーのだったはずだが、最近オカルト化していて、なかなか笑えてしまう。 まあ、この方が視聴率、取りやすいからなんだろうな… そういえば先日、同人漫画の女流作家殺人事件の犯人を追いかける云々のネタがあったな。コミケでウハウハ、皆から好かれていた漫画家は、誰によって殺されたのか!?イギリスの超能力者が犯人像を思い浮かんで捜査!…というパターン。で、今回はその続報か。 殺された漫画家が、事件三日前に書いた謎の手紙。そこには、自分が殺されるのでは?を予見するかのような内容が!その謎の手紙は、漫画家より関係者に数日前に手渡されていた! ほうほう…それはそれでも

  • 活字中毒R。

    『週刊SPA!2007/9/11号』(扶桑社)の「文壇アウトローズの世相放談・坪内祐三&福田和也『これでいいのだ!』」第255回より。 【坪内祐三:ネットで共犯者を募って、3人で女の子を殺したって事件(8/26 愛知)。あれはちょっと、最近で一番なんかもう…… 福田和也:携帯サイトでしょ。「闇の職業安定所」。嫌な事件だよね。 (中略) 坪内:共犯者の一人は朝日新聞の勧誘員(36歳)でしょう。 福田:たしかに新聞の勧誘員って、厳しい仕事なんですよね。いま、どの家にもインターホンがあるから、玄関口まで人が出ないじゃないですか。そのなかで、ガチャンと扉を開けて出てくる住人が多いのが安いアパートで、勧誘員もそうした場所を狙うんだって。『新聞社 破綻したビジネスモデル』(新潮新書)というに出てました。元毎日新聞の人が書いたんだけど、ヤクザまがいの勧誘員が、所得が低そうなアパートを狙って、扉が開いた

  • 活字中毒R。

    『ユリイカ 詩と批評』(青土社)2009年10月号の「特集・福伸行」より。 (福伸行さんと大槻ケンヂさんの対談記事「『ドル箱』いっぱいの愛を!〜勝ち負けと、その先」の一部です) 【大槻ケンヂ:福さん自身はギャンブルはやるんですか? 福伸行:ほとんどやらないんです。とは言っても、ぼくは釣りとかはやる気がしなくて、やっぱり点数がつくもののほうが好きみたいなんですね。ゴルフも好きですけど、あれも点数がつくじゃないですか(笑)。点数がついて勝ち負けのあるものが好きなんですね。 大槻:その点で、ぼくには勝ち負けっていうのを否定したい気持ちがずーっとあるんですよ。つまり勝ち負けがあるということは負ける可能性があるわけで、「そんなの、いやだよっ!」って思うわけです。だからぼくの人生は「合気道人生」って言っているんですけど、合気道には勝ち負けってないんですね。ところが、『カイジ」とかは体制側が勝つ

  • 宮崎駿監督を悩ませた、『風の谷のナウシカ』の「3つのラストシーン」 - 活字中毒R。

    仕事道楽―スタジオジブリの現場』(鈴木敏夫著・岩波新書)より。 【『ナウシカ』というと、ぼくがいつもふれるエピソードが二つあります。 一つは製作終盤のときの話。当然のように、どんどんどんどん制作期間をっちゃって、映画がなかなか完成しない。さすがの宮さん(宮崎駿監督)もあせった。じつは宮さんというのは、締切りになんとかして間に合わせたいタイプの人なんです。それで、彼が高畑(勲)さんとかぼくとか、関係する主要な人をみんな集めて訴えた。「このままじゃ映画が間に合わない」と。 進行に責任を持つプロデューサーは高畑さんです。宮さんはプロデューサーの判断を聞きたいと言う。そこで高畑さんがやおら前に出て言った言葉を、ぼくはいまだによく覚えています。何と言ったと思います? 「間に合わないものはしようがない」 高畑さんという人は、こういうときよけいな形容詞を挟まない。しかも声がでかい。人間っておもしろい

    extramegane
    extramegane 2008/09/01
    B案のひどさに泣いた
  • 活字中毒R。「僕が人の話を聞く時に、絶対にやらないようにしていることが一つあります」

    『経験を盗め〜文化を楽しむ編』(糸井重里著・中公文庫)より。 (「おしゃべり革命を起こそう」というテーマの糸井重里さんと御厨貴さん(オーラル・ヒストリー(口述記録)の研究者・東京大学教授)、阿川佐和子さんの鼎談の一部です) 【御厨貴:僕が10年来経験を重ねてみてわかったのは、聞く時には「自然体」が一番いいということです。こっちが「聞くぞ」と意気込んでると、向こうもなんとなく「答えないぞ!」みたいに構えますから。 阿川佐和子:力を抜く? 御厨:最初から自分は何でも知っているという姿勢で臨むのではなく、知らない、よくわからない、だから聞きたいというスタンスですね。 阿川:ニコニコなさる? 御厨:いえいえ、それはあまりやると向こうが嫌がるからしない。現場に行って、先に来ちゃったから、部屋でボケッと座っているような感じです。 糸井重里:あっ、その「ボケッと座ってる」という言い方、すでに好感持っちゃ

  • 活字中毒R。

    『先達の御意見』(酒井順子著・文春文庫)より。 (あの『負け犬の遠吠え』の筆者・酒井順子さんと、人生の「先達」たちとの対談集の一部です。瀬戸内寂聴さんとの対談から、『源氏物語』についての話) 【瀬戸内寂聴:源氏には相当政治的な面もあって、六条御息所亡き後、その娘を藤壺との間の不義の子・冷泉帝のもとへ入内させ、御息所の財産をうまく自分のものにしたりしています。 酒井順子:道長を通して得た政治の世界の話が、物語にリアリティの膨らみを与えたんでしょうか。ただ、『紫式部日記』には道長がある晩、自室の戸を叩いたけれども、どんなに叩いても自分は開けなかった、と書いていますね。 瀬戸内:紫式部の日記は一番大事なことは書いてないの、韜晦趣味でね。大体、女流作家の日記は嘘が多い(笑)。自分に都合の悪いことは誤魔化してある。 酒井:でも、”道長にせまられた”という事実はしっかり書き残しておくという辺りは、一種

  • 活字中毒R。:『花の慶次』誕生秘話

    「九州スポーツ」2006年12月1日号の記事「ジャンプ653万部編集長・堀江信彦氏『マンガ編集人熱伝』」(構成・古川泰裕)より。 【「花の慶次」は、いろいろと思い出深いんだ。あれはちょうど連載担当がない時だったな、原(哲夫)君も「北斗――」が終わって何もしてなかったから、「次の連載何がいいかな」なんて考えながら神保町の三省堂にブラリと行ったんですよ。そしたら「男の中の男を見た」というポップがあって、偶然手に取ったのが隆慶一郎(1923-89)さんの「吉原御免状」だった。「おもしろいなあ、この先生に会いたいな」と思って、ツテをたどっていったら「今、病院にいる」と。僕は「人間ドックかな」ぐらいに思ってたんだけど、病院に会いに行ったら、点滴のスタンドを引っ張りながら来るご老人がいる。それが隆さんだった。ただ作品が面白いという思いだけで行ったから、年も病状も知らなかった。その時は「宮武蔵のような

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