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ブックマーク / genesis.hatenadiary.jp (2)

  • 小林立 『咲 -Saki-』〔5〕 ¿¡Caliente!? - 博物士

    アニメ放映もはじまる中,原作でも盛り上がりを見せている小林立(こばやし・りつ)の『咲-Saki-』第5巻(ISBN:4757525176)。 この巻には番外編「昨夏のこと」が収められています。その冒頭,ゆーき(片岡優希)が「あっづー」と言っているコマには “ Caliente! ” と添えられています。確かにこれは,スペイン語で「熱い」を意味するのですが…… スペイン語には,温度が高い状態を表す形容詞として2つのものがあります。 caliente (カリエンテ) calor (カロール) 文法的には「気温が高い」場合には calor を使うのが正しい。caliente は「熱いお湯」「熱いスープ」などの場合に用います。あと,スペイン語で感嘆文を作場合には語頭に!を逆さまにした記号を添えます(これがなくても通じはしますが見た目のスペイン語らしさが消えてしまう)。従って,真っ当に訳すなら ¡

    小林立 『咲 -Saki-』〔5〕 ¿¡Caliente!? - 博物士
  • 谷川流 『学校を出よう!』 - 博物士

    ここ数日,就寝前に谷川流(たにがわ・ながる)の電撃文庫側デビュー作『学校を出よう! Escape from The School』(2003年6月,ISBN:4840223556)を少しずつ読んでおりました。 かなり,きついです。 双子の妹の片方が幽霊として取り憑いてから6年たっていて,超能力者を隔離した学園にいて,何か良くわからないことが起こる話。 初期設定の突飛さは乗り越えられたのですが,どこで息を継いだらよいのか迷う冗長な文体のせいで喉に甘が詰まったような感覚がつきまとう。それも慣れてくるうちに流し読みできるようになったのですが…… 中盤からのストーリー展開は,もはやさっぱりでした。 「やけにSFっぽい設定と開いた口がふさがらない不条理さ。もしかしたらこの人は、ラノベの枷を外すとエログロナンセンスっぽい方向に走るんじゃないかぁとか思ったり。」 http://d.hatena.ne.

    谷川流 『学校を出よう!』 - 博物士
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