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こんにちは、とよし(@toyoshi)です。今日のミートアップで聞いていただいた質問を紹介します。 midland.doorkeeper.jp 「システムを作りたいのですがエンジニアはどうやって採用しますか?」 エンジニアを採用する方法はいくつもあります。しかし今回はデジタルコンテンツの販売事業を0から立ち上げるという話だったので 「そもそもそのシステム(製品)って作る必要あるの?」 という質問を逆にしました。 事業を作るとなると多くの人(特にエンジニア)はまず製品を作ろうとします。製品を作ってから売り始めようという考え方です。しかし、これは簡単にプロトタイピングや宣伝ができなかったころの古いやり方です。 では、何からやるべきなのでしょうか。 まずは課題仮説を検証しよう 起業家は課題に関する仮説と、製品に関する仮説を持っています。これは思い込みとも言います。これらを別々に考えて、個別に検証
組織は「言葉」に裏切られる 組織というのは集団活動であり、集団において「言葉」というのは非常に重要な要素となっております。組織や経営というのは見方によっては「言葉」で構成されているとも理解でき、どのような言葉が使われてるか、社内で飛び交っているかは事業の成否を決める重要ファクターだと思います。そして「言葉」には期待と現実があります。もちろん、それぞれの場面によって言葉が持つ意味は大きく変動しますが、スタートアップにおいてよく使われる言葉の中には残念ながら期待と現実の乖離が激しい言葉があるのです。そのようなギャップの大きい言葉が社内・部下からよく出てきた時は、組織の危険信号として捉えるべき状態かもしれません。 期待通りにいかない言葉ランキング 1位:体制を変更します 2位:戦略変えます 3位:新機能を作ります これらの言葉は確かに大きな変化を意味します。しかし、だからこそこれらの言葉に人は甘
何か商売をスタートするとき、それをはじめるタイミングがすごく大切だというのは間違いないと思います。よく「流行の一歩先くらい」がちょうどいいって言いますしね。あまりに早くスタートしてしまうと、まだ市場が立ち上がっていないから失敗するし、遅れると先に誰かに果実を奪われてしまうというイメージなんだと思います。 ぼくもこの事業のタイミングを当然すごく意識してきました。たとえば今手掛けているネット広告のサービスも、まずネットユーザーが育って、Webコンテンツが増えてそこで事業を展開する広告主が増えて、はじめて「それじゃあ、広告でも利用してみるか」となるわけで、早く始めすぎると「あれ、市場がないぞ」ってことになるわけです。ぼくたちがアフィリエイト広告の仕組みを引っ提げてネット広告市場に参入したのは、2000年ですが、実際に市場が立ち上がった感触を得るのは2002年過ぎです。2年間は亡霊のようにさまよっ
You can find (just about) anything on Medium — apparently even a page that doesn’t exist. Maybe these stories about finding what you didn’t know you were looking for will take you somewhere new?
2013年に「リーン・スタートアップ」という書籍が出版されて、それからリーン (LEAN) という考え方に注目が集まるようになった。LEAN とは「無駄のない」とか「ぜいにくのない」とかそういう単語らしい。 書籍リーン・スタートアップには「スタートアップやその類が新しい事業を始めるときに普通にやってるとだいたい失敗するから、潜在顧客や顧客からのフィードバックをこまめに集めて軌道修正しながらゴールを見極めるやり方が良い」とか、雑にまとめるとそういうことが書いてる。 仮説を立ててフィードバックをもらって検証するということを短いイテレーションで繰り返す・・・というのを "フィードバックループ" と呼んでいて、それを細かくやる場合、製品を作り込んでからフィードバックをもらうのでは遅いし、例えばペーパープロトタイプをするとかそういう実験的なことで欲しいフィードバックが得られるならそれが一番いい ─
本エントリは 翻訳リクエスト より投稿いただきました。 ありがとうございます!リクエストまだまだお待ちしております! 前編は こちら です 火を燃やし続ける 時に、わざと狭い市場に焦点を合わせるのがまさにスケールしないコツなのです。丸太を加える直前に火が最高に熱くなるよう、最初は穏やかに燃やし続けるようなものです。 Facebookはこれを実行しました。Facebookは当初はハーバードの学生向けのものでした。その形態では、たった数千人の潜在市場があっただけでしたが、学生たちは、Facebookは本当にためになると感じたので、極めて大勢の学生が登録をしました。Facebookがハーバードの学生に向けたものでなくなった後も、特定の大学の学生のために長い間残っていました。私がStartup Schoolでマーク・ザッカーバーグにインタビューした際に「各学校のために履修コースの一覧表を作成するの
本日、ゼロベースの不勉強会という、本をつまみに酔っぱらいながら語るという面白い集まりがある。 普段は、デザインやら、哲学やら、エロスやら、情報社会やら、いろいろやってるみたいなのだけど、今回のお題の本が「新しい市場の作り方」という本。 これは、かなり面白い集まりで、今夜は僕も不勉強会に参加するので、行く前に感想を書こうと思う。 くくりとしては、経営学の本。経営学の本っていい本もあるけど、ケーススタディーばっかりだったり、後付け感が多かったりと、よくバカにされがちだ。 しかし、この本はよかった!スタートアップとか、新規事業、まだ世の中であまりなかったサービスを作ろうとしている人は必見だと思う! 特によいと思う箇所は、2章と3章。さらに、この本は読みやすくて分かりやすい。 問題は発明の対象である この本で印象的だった部分がここだ!問題とは発見するものではなく、発明するものである。 うーむ、こう
世界中には、19歳とか若いうちから起業をしたり、ベンチャーキャピタリストになったりという例があるけれど、僕がスタートアップの世界に飛び込んだのは30歳になる直前だった。知らないことばかりで大変だったけれど、Open Network Labでご縁を頂いてずっと僕のスタートアップを応援してくれているNils Johnson氏など、沢山の素晴らしい先輩や友人達のお陰で(あと家族も)、僕はなんとかアリーナに立ち続けさせてもらえているのだと思っている。 Dave McClure氏 つい先日500 StartupsのDave McClureが素晴らしいブログ記事を書いているのを見つけた。彼の思いと、彼を取り巻くシリコンバレーのカルチャーにとても勇気づけられたので、この素晴らしい記事を日本にいるみんなにも共有したいと思った。僕も、シリコンバレーの、こういう思いを持った人やカルチャーに沢山救けられてきたか
velc: これ、思ったより大変でした。 自分含め、うちにいるメンバー全員、 これまでの経歴では受託開発をメインにやっていたため、 自社サービス開発の経験はかなり少なかったです。 でも、ヴェルクでは、受託開発をしつつ、 時間を作って色々と作っていこう、というスタンスのため、 起業直後から色々と企画を考えていました。 でも、受託開発脳から自社開発脳への切り替えは思った以上に苦労しました。 要件定義等でお客さんと一緒に要件を考えたりしますが、 最終的に「やりたい事」を持っているのはお客さんになります。 要件定義の前の企画やグランドデザインと言った分野は お客さんの戦略に沿ったものになります。 だから、最終的には、誰かが答えを持っている事が殆どです。 そのため、ゼロからそれを考える事があまりないんですよね。 いざ、ゼロから自分たちで企画を考えようと思った時、 いろいろと壁がありました。 1. 本
ポール・グレアム「面倒な仕事の無視」を翻訳しました。原題は Schlep Blindness で、原文はココです。アドバイス等、よろしくお願いたします。なお翻訳にあたり、shiro様、tamo様のアドバイスをいただいております。ありがとうございます!! 面倒な仕事の無視 Schlep Blindness 2012年1月 January 2012 手つかずのすごい起業のアイデアは、私たちの目の前に転がっている。それが私たちに見えないのは、私が「面倒な仕事の無視」と呼んでいる現象だ。「面倒な仕事」は、もともとはイディッシュ語の言葉だったが、アメリカでも一般的に使われるようになった。退屈で嫌な仕事のことだ。 There are great startup ideas lying around unexploited right under our noses. One reason we don
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