各国で活躍するビジネスリーダーを輩出し、MBAで世界の頂点に立つハーバード・ビジネス・スクール(以下、HBS)が日本に拠点を置いていることを知っている方は少ないかもしれません。 実は、HBSは世界5カ所にリサーチセンターなる拠点を設けており、常にグローバルな視点でリサーチとケーススタディ*1の作成を行っています。 *1=企業が実際に直面した問題について学生が議論する授業 日本のリサーチセンターでは、HBS教員の研究ニーズに合った情報収集や、新規ケーススタディを作成するためのインタビューのセッティング、ドラフト作成などを担うほか、理解促進のために様々な場でHBSについて話をしたり、要請があれば企業に出向いて社員にHBSの教育論やリーダーシップ論などの説明を行います。 本稿では、同センターの佐藤信雄所長にHBSの特徴やリサーチセンターの役割、日本のビジネススクールの課題などについて取材した内容
「日本の食べ物は美味しい」日本人ばかりでなく、海外から日本に訪れた外国人の多くが共通に持つ日本での感想である。しかし、日本の食品メーカーの海外売上高比率は決して高くない。 「日本の食べ物は美味しい」日本人ばかりでなく、海外から日本に訪れた外国人の多くが共通に持つ日本での感想である。しかし、日本の食品メーカーの海外売上高比率は決して高くない。みずほコーポレート銀行の調査によると、食品メーカー主要31社の海外売上高比率は07年より20%程度で横ばいであり、そのうち20社以上は20%に達していない。 例えば、日本ではマヨネーズ、ドレッシング、ジャム(アヲハタ)などで高いブランド力を持つキユーピーは、昨年度の売上高は4864億円だが海外売上高比率は5%にも達しておらず、ここ数年その割合は横這いである。日本で評価されるブランドを築きながら、なぜ海外での売上が伸びないのであろうか? 海外で成功を収めて
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く